一昨日(20日)午前アメリカ空軍三沢基地のF16戦闘機が離陸直後にエンジンが出火し、基地の北があにある小川原湖に、燃料タンク2本を投棄した。F16はそのまま直ちに基地に戻っている。上の絵はF16であるが、燃料タンクは主翼の胴体に最も近い、大きな紡錘形のものである。
タンクは湖でシジミ漁をしていた漁船から、200メートルの地点に落下している。直撃の危険性があるし、満タンの燃料が環境汚染を引き起こすことは確実であり、シジミ漁への影響も懸念される。このことは強く抗議しなければならにことではある。報道はこのことばかりを取り上げ、両市など住民の危険極まりない戦闘機への不安を訴えている。
しかしそれ以上にこの事件の問題を考えなければならないのは、世界で最も売れている戦闘機の機能の問題である。離陸する前には必ず点検されるはずである。その直後のエンジンの出火である。戦闘機である。許されるようなことではないはずである。しかも翌日には飛行開始をしている。事故の検証も何もない。アメリカ兵の心配をするわけではないが、兵士の安全すら担保しないという事である。
もう一つは、謝罪をしたのが日本の防衛大臣である。自衛隊の事故ではない。アメリカは、だんまりを決め込んでいる。責任の所在は何処にあるかもわからない。
解っているのは倍賞が生じるようだと、日本側がこれをやる、即ち私たちの税金で漁民の損害を補填することである。地位協定は、アメリカにとって真にありがたいものである。
投棄した燃料タンクの被害にかまけて、この事故の本質を見失ってはならない。
九州福岡に居た頃(1960年代)の板付基地は三沢どころの事故では収まらない事ばかりでした。圧巻はF4ファントムの九大墜落です。記憶にある方もいると思いますが米軍用機というのは下に人がいようが学校が有ろうが無茶な飛行を平気でします。彼らは自国の平原上と同じ感覚で飛んでいるのです。米軍は沖縄一極では無く飛行場だけでも三沢 岩国 横田などと全国にくまなく張り付いて一種の占領状態です。
特にコイズミ以来アベシンゾという半島人非日本人による統治ではなく、日本が本当本物の日本人による日本人のための国家になることを痛切に願う。
小川原湖の湖底から自衛隊が投棄された燃料タンクを回収したと。
アメリカの粗相の後始末を、なんで自衛隊が日本国民の税金を使ってやらねばならんのだ!
そしてさらに驚愕。引き上げたタンクを、岸で待っていた米軍に引き渡した、と!!
それって日本にとって重大な証拠物件じゃん!!!!
信じられん!!!!!!