立憲民主党の枝野幸男代表の表質問への答弁で、安倍晋三は昨日(7日)、衆院本会議でアメリカとトウモロコシ購入で約束・合意した事実はない、と述べた。開いた口が塞がらない。トランプ米大統領との会談のやり取りについて「害虫の被害拡大により、代替飼料を民間が前倒し購入する。トウモロコシはその多くがアメリカから購入されているため、前倒し購入が期待されるが、購入を約束や合意した事実はない」と説明した。
トランプがアメリカのトウモロコシ農家が大喜びだといったのは、嘘になる。具体的な輸入数量の数字も示されていた。これは安倍晋三が騙したことになる。大量輸入は購入業者もいなければ、消費することができる畜産農家もありはしない。そもそも大々的な害虫被害も起きてはいない。嘘だらけの首脳会談ということである。
安倍晋三はあほである。機転が利かない。プーチンに公衆の面前で条件なしで平和条約締結しようといわれ、ニタニタするしするしか能がない。ウイットもなければ判断能力も政治的センスもない。そもそも頭の回転が鈍い。ヤジを異常に嫌うのもそうしたことの現れである。国会でも街頭でもヤジが的を得ていればいるほど、黙るか頓珍漢な対応をする。報道に対しても批判や論戦などを回避するため、トップと会食を重ねる。今回のトウモロコシ輸入の嘘などは、またかという諦念感にのって、報道もされない。マスコミをこれほど手なずけた首相も少ない。牙をなくした報道社によって、報道の自由度は世界のC級、下位に低迷したままである。
世界ではアメリカの隷属国家となった日本の首相の演説など誰も聞かない。国連演説でもガラガラである。その演説も、官僚に書いてもらった大文字ペーパーを読むばかりであるが、漢字を読めない、発音を間違える、一行飛ばして読んでしまうなど、中学程度国語の合格点も危うい状況である。
大学では政治学のレポートも出さずにいたので、担当教諭は単位を出さず通常なら留年であるが、安倍晋三は何故かのうのうと卒業できたとのことである。センスもなければ基礎知識もないのは大学で育まれた。
しかしやりたいことはある。戦前の天皇を国家元首に据え、優秀な大和民族の神の国日本のナショナリズムへの回帰である。太平洋戦争宣戦布告した東条内閣の閣僚でA級戦犯の岸信介を敬愛する、真正の極右翼政治家安倍晋三である。
やりありたいことはあるが、知能がついてゆかないから、その結果として嘘をつかざるを得ないのである。だから本人は罪悪感はない。
論議がなく結論だけを用意する。議論をなくすには、資質とは無関係にい自らに従い忖度する人物だけで周囲を固める。その結果しらなまま嘘をついてしまうのである。安倍晋三の周辺は嘘に固められた人物ばかりとなる。国家の権力中枢がこんなことでは、政治の検証も事実関係すら不明のまま、重ねた嘘が真実の顔をして歩きだしているのである。
どこまで堕ちることやら。
結局敗戦後の手のひら返し、責任をとらないとらせなかった時点からの間違いなのだから、なんらかの形でそこまで墜ちないと駄目なような気がします。
早く、考える人々になって欲しいですね。