そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

こんな特にパラリンピックなどやってていいのか

2021-08-24 | 石破茂

菅義偉は緊急事態宣言を8道県、まん延防止等に4県追加した。何度目か答えられる県民はいないだろう。
急増する自宅療養者(という医療非対象者)は、菅義偉の言う自助であろうが、亡くなったりする人が出ている。何故か報道はこれを、「医療崩壊」などとは言わない。
政府には、新型コロナ専門病院を作る時間はたっぷりあったが、全く取り組んでいない。一波の時に、「日本型対策を世界に発信しよう」などと、安倍晋三は言っていた。その当時の2桁も多い新規感染者が毎日報告されている。
従前の緊急事態を宣言しているだけでは、何の効果もなくなっていることを感染者の増大は物語っている。菅は従前と同じことを繰り返すだけである。
おまけにチョビダシでは効果が半減以下である。疫病対象地域の人や動物を同時に徹底しなければ、防疫にならない。基本中の基本である。
その一方で治療薬の開発や、ワクチンの国内での作成を支援しするべきである。やったのは全く無意味の、防疫に無知の警察官僚の耳打ちで、450億円もかけてアベノマスクなどという、愚策以前のお笑い対策などを平気でやり、検証も反省もしない。
対策は可能な限り設けなければならない。単純な規制とそのうちワクチンで終わりなどと、菅は考えていたようである。今日の混乱の原因は、菅義偉によって作られたものと言って過言ではない。
前述の専門病院の建設や人流の抑制のために、一部は強制して一部は自由にさせるなどという、いわばダブルスタンダードを平気でやり、しかもそれに理屈を添付する。オリンピックがそうであるが、8月に入ってからの五波と言われるかつてない感染者が枚に報告される。ついに2万人を越えてしまった。
なのに、またパラリンピックをやる。海外から人を招き入れ、子どもたちを観客席に置こうというのである。
愚者は同じ愚かな過ちを繰り返す。コロナは何時までも終わらない。
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