そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

普天間をグアムへ

2010-01-09 | 政治と金

もうすっかりこの国では知らない人がいなくなった、普天間基地である。普天間基地の移転は、小泉時代の「在日米軍再編ロードマップ」2006年の計画通りに、2014年には全てグアムに移転させるべきなのである。民主党が、対等な関係と言ってはばからないのであれば、政権交代100108 した今こそ、沖縄県民が皆望んでいる県外移転に踏み切ればいい。そして、国外へと道筋をつけるべきなのである。

石破元防衛大臣が、アメリカの高官が合意した辺野古を望んでいると、アメリカにへりくだるのは理解できる。だからこそ、県外移転を望んでいる沖縄県民の意思を最大限汲むべきなのである。グアム移転ほど解りやすい選択はない。

メディアは、旧自民党政権の内容に反することを面白おかしく一方的に取り上げる。その一つの例が、このブログで述べたとおり藤崎一郎駐米大使のウソ会見である。クリントンに呼びつけらPhotoれて、辺野古にしてくれとくぎを刺されたとした虚言はあまり多く報道されていない。閣内の不一致についても、次々と面白おかしく書きたてている。

藤崎駐米大使の虚言会見に見られるように、官僚の多くは自民党時代の遺物である。彼らは辺野古移転に奔走した人物なのである。これに係わる官僚のほとんどを入れ替えるべきなのである。

昨日平野官房長官が、沖縄を訪れた。県民は知事も市長も代議士も県会議員も一般県民も、異口同音に「県外移転」述べている。普天間を国内の何処かに移すのも姑息な手段である。先を見越しての一時的な方法なら解らなくもないが、明快にグアム移転を決断するべきである。

グアムがもう一杯で受け入れられませんという、現地に市長さんたちの意見は、移転費用の吊り上げ方策に他ならない。大体が、受け入れが8000名と言っておきながら、それは家族も含めた数字だと突如言うこと自体に思惑が見て取れる。

優柔不断で頼りない総理ではあるが、5月までに決めるとした時間稼ぎは意味があるかも知れない。こんなだらだらしている間に、沖縄返還の密約のような新たな隠されていた事実が解るかもしれない。

コメント (1)
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