○毛呂乃(1-0)
いよいよ始まった初日。日程が一度延期されたこともあり、待ちきれなかった様子の毛呂乃。「おはようございます!!二度ね、しました!!」とさっそく実践2回戦。いきなり濃厚な絡みを見せ、「うん、断ってないです」。宣言解除を見越してか、人との接触を断っていない。これには批判も集まりかねないがお構いなし。LINE翻訳を利用して英文でもメッセージを発信。「Are you going to cut the mala again this time?」cutには「鞭などで強く打ち据える」という意味がある。そそり立ったモノを見せつけながら「また、まらを強く打ち据えるの・・・?」想像をふくらませて自ら四尺まらを激しく打ち据え、打ち据えられたモノはますます膨らんでいく。異例ずくめの場所のはずだが、毛呂乃の相撲からはまったくぶれがみられない。
○金精山(1-0)
昨晩は「猛稽古に取り組もうとしたら寝ていて……」と激しいシコの最中に意識をなくしてしまった金精山だったが、「その勢いで完全な勝ち。大満足の出来」と圧巻の相撲で好調ぶりをアピール。今場所は大相撲中止の影響で優勝ラインも下がり、千載一隅のチャンス。どんな相撲を見せてくれるか、明日以降がたのしみだ。
○玉椿(1-0)
昨夜は夏場所の前祝いと称して茨城の銘酒・来福をのみ、酔っ払って風呂にも入らず就寝。けさの相撲に影響がないかと周囲を不安にさせる。さて、けさ起きてみると勝ってるんだか負けてるんだか微妙な状態。判定に困った玉椿は「ええいめんどくせえ、取り直しだ」と二度寝を決行。関係者一同は「あーあ。二度寝しちまったら、いまの玉椿では勝てえねえよ」とあきらめモードだったが、意外なことに二度目の起床は隆々とそびえたち、玉椿も「茨城の酒のんだおかげだね。まるで筑波山みたいだよ」とうれしそう。