事務所に今も使っている田舎の家を寄付したいけれどお知り合いに紹介などしていただけないかと入ってこられました。
私達は姑が人生の終わりにゆっくり、ゆったり過ごしてもらいたいと探していたのが一目で気に入り篠山のぼろ屋を買い改築をした。姑は大阪の家と篠山の家を行ったり来たりしながら結局大阪の家からは離れることは出来なかった。
姑のために良かれと準備をしたのがあまり使うことがなっかたけれど、数日前に終の棲家、母さんの家の記事を読みこんな使いかたをしてくれる地元の方に寄付をしたいと思うようになり主人と話し合ってそんな使い方をしてくれる人はないかと思ってと心境を語られました。
私も高齢になれば支援の形、暮らし方でどのように支えたら良いかと模索し、一度は宅老所などの話し合いや組織に加わったことがありますが、今は人生の終わりをいかにして穏やかに迎えまた支える仕組みはないかと考えています。
その中に母さんの家や、あいあい(尼崎にあります)の話しを聞き、これだと思っているのです。
でも遠う過ぎます。この方の思いが本当に実現したら良いなあと思いました。それで、今日は朝からどうすれば実現に向けて進めるか考えたのです。
街づくりを学んでいる学生。そうすればどこかの大学の研究室?と思ってインターネットを調べました。
篠山は田舎です。過疎が進んでいます。高齢化も進んでいます。でもすごい元気のあふれた街になることが幸せでは無いと思ったのです。
農業を発展させ、若者を呼ぶのではなく、今の環境を守りつつ人生の終わりも安心して自宅で迎えられる街づくりで無いと駄目なんだと。看護や看病が出来ないから子供の居る町に引越す選択肢は考えたくないのです。
穏やかな日々を暮らす高齢者を見守り、隣近所が助け合い最期は近所の安心した場で迎えられるような夢を実現してくれる福祉の街づくり系の大学の研究室があれば良いのにと、この方のために切望しています。