連休初日の今日は私の教会の方の結婚式に米原まで行ってきました。学生時代彦根に下宿をていましたので懐かしい所です。米原、長浜は友人が今もいて久しぶりにこの機会を生かし友人に出会うことができました。40年以上の付き合いで年月は人を丸くするのかあきらめの人生になるのでしょうか?とても情熱的で行動力のあった友人ですが、古い因習に(私から見ると凝り固まった所)あわさざるを得なかったのでしょう良き妻、良き嫁を務め、今いえるのはよく頑張ったねとねぎらいと、慰めの言葉です。私には到底出来なかったことです。今は物静かで、若いとき二人で時間の経つのも忘れ、生きることを語り合ったことが想像さえできないような彼女です。お嫁さんに「お母さんが意見も言わずそうしたのですね?」といわれるぐらい今はかけ離れた優等生の主婦の姿です。この物静かな友人にいつも私は慰められ励まされていました。悲しい時、苦しいとき、決心を迫られるとき滋賀県の木の本を尋ねていました。長い歳月は二人の人生を色づけてくれ、それぞれの人生を話しながら味わ楽しい時間でした。どこにいても琵琶湖がある背景で、この情景がこの友人の心を穏やかにしたのだろうかと思いつつ春の緩やかな時を過ごして帰って来ました。