私達には二つの願い、夢があります。
1つは空堀サロンの活動を続けたいのです。
空堀サロンは2003年に今の場所に開き今日までつづけてきましたが、最近この場の維持に苦慮するようになりました。
サロンを開いた目的は、高齢者の皆さんの多い空堀に気軽に行け、話し相手がいて、いつ行ってもいいというような場があれば。そして来てくださる皆さんと話の中で、どんな支援や支えがあれば住みやすいか知りたい事。そして希望の多い願いは実現していきたい。
この場で16年開き続けています。その間いろいろな人の出会いもありました。最近月曜日はハーモニカ、第1、第3水曜日は童謡・唱歌を歌う会(大阪府社会福祉指導センター)木曜日は食事会を開き一人暮らし高齢の皆さんに楽しんでもらっています。それ以外いつでも開いていて誰でもおいでくださいと表に貼っています。
またここは空堀商店街の入り口にあたり、空堀に来られる人は外国人や本で見たと言いつつ長崎や横浜、福井、北海道などからも、また年齢も様々、来られる理由も様々です。
悩みを抱えてこられる若い方、空堀の事を教えて。昔こんなとこがあったけど今もありますかと訪ねてこられることも。また前を通って行かれる方の時には安否の確認だったりで、さて何をしてるのと言われると雑多で説明のつかない事ばかり。
それでもここはいいと毎日に近く来られたり、こんなところがもっといっぱいあればいいのにと嬉しいことを行ってくださる方などで一日は終わります。
こんな場ですが継続したいのです。それは次の希望、二つ目にもつながっていくものです。
2つ目は空堀で一人暮らしの方が病気などで体調をくずされたとき休める場をつくりたいのです。
空堀では近辺に大きな病院がたくさんありすぐにそれらの病院に入院されます。高齢であると言うので、病院では大事を取ってベッドから降りて歩くことができないことが多いようです。すると2,3週間で歩行はおぼつかなくなり退院時車いすに。そしてそのままでは帰れずリハビリ専門病院に転院。歳をとられると成果もなかなかで数度の転院で施設にと言うのがお決まりコースのようです。これって悲しい。病気は治っているのに、日常の暮らしができないというので病院にまたそうこうしているうちに、認知症を発症と言うこともあります。
高齢の皆さんが、思い描いた人生を全うできないって?思ってしまうのです。それより病院ほど手厚くなくとも、休めて食事の心配なくトイレは最後まで自分ができたら。そしてここで治るのも治らなくても自分で納得のうえ選択してほしいと願いです。そこには往診専門のお医者さん、訪問看護師さんなど医療も出前でまかなうと考えています。
こんな場はいかがですか。サロンを閉めるとそんな機会もなくなるのではと思うこともありやはり開き続け、訴え続けなければと思っています。
どうか、私たちの願い実現にお1人でも多くの皆さんのお力をお貸し願いたいのです。
そして誰もが自分の願う人生の終い方ができたらいいのにと切なる願いです。
チャリティーにしたのはこの話を10年以上空堀で話続けて今も実現に程遠いのです。皆様のお知り合いなどにお話しくださってご協力よろしくお願いします。高齢者外出介助の会を作って26年になり年齢を重ね後10年も20年もありません。どうかできるうちに実現し後継の方に引き継いでいきたいのです。
どうかお知り合いにもお話しくださってご協力くださいますようよろしくお願いします。