去年から食事会に来ているSさんのおよめさんから電話がありました。いきなり、おばあちゃんを送ってくれてる男性の人がたこ焼きを食べたりお弁当をおばあちゃんにねだっているやめてほしい。
Sさんは独り暮らしで目がかすかにしか見えません。「誰に聞かれたのですか」ヘルパーさんから。
私は聞きながら怒りを覚えていました。毎週誰かが送迎しているのにねぎらいの言葉もなく、苦情だけそれも確かめないでヘルパーさんに聞いたことを一方的にです。
「ねだって強要していると思ってはるのですね?」答えがないのはそう信じているということだと私は思いました。
調べないとわからないのであなたの一方的な話は聞いとくだけにしますと話ました。そしていつも送っているYさんに聞きました。
お弁当は一度もらった。たこ焼きは2回ほど買いはったとき断りきれず1、2個もうて食べた。
最近は認知症が進んで困っていたので、もう送るのそれならやめるワ。仕方がありません。
私もうかつだったのです。Yさんが好意で送ってくださるので、会のルールを話していなかったのです。
認知症の方の送迎は、自宅に入らない。交通費の支払いも玄関までにする。なるべくくださるというのも上手に断るなど注意がいるのです。
認知症のあるSさんは特に気を付けねばならない人でした。Sさんのお礼の気持ちまでが曲げられYさんは困った立場にしてしまったのです。
事実は伝えねばなりませんが、もうSさんを食事会に来られるのを断ろうかと思いましたが、考えていると聖書にある『右の頬を打たれたら左の頬も』とイエス様の言葉が浮かびました。
他の会員は怒ってもう来てもらわないでいいやんと意見です。私は結論が出せず悩んでします。