少し前になりますが手芸のファースナーを33センチ必要でした。近所に買いに行きましたが、最近の手仕事離れか店は閉まっていました。後は電車に乗って行くしかありません。隣の駅まで出かけましたが、いつも行く手芸の量販店に行き、長さを調節してくれないか聞きました。冷たく「うちはしてません」。今まで近所にあった小間物屋では寸法も行ったとおりに合わせてくれました。
また先日空堀の本屋さんで、鎌田實さんが来るというので話を聞きに行きました。初めに書店の店長が「大きな本屋やヤフーに押されて小さな本屋は廃業が続いている」。この前の手芸屋さんでのやりとりを思い出しました。小回りが利き消費者のニーズに合った店は小さな近所の店です。野菜屋さんにしてもスーパーでは袋入りを買うしかありませんが、個人店では一個でも売ってもらえます。高齢者が多くなる時代に個人店の良さを見直す必要がありそうです。