高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

物忘れ

2012-01-21 18:12:30 | 暮らし

金曜日 20日のことです。

いつものように人形つくりをしていました。いつも来るNさんが遅れてこられ「Tさんてどんな人ですか?」会員のことを言いだされました。

何のことかと聞いていると、Tさんの対応にご本人が困ったことの内容を話し出されたのです。またそのことを家族にも相談されたらしく「聞いてもらい」といわれたそうです。

私達はTさんから状況を聞いていたのですが、まったく自分に起こった状況を話すことなく相談されたので、家族に誤解がありTさんがとても悪い人として印象付けられたようです。

経緯は暮れに光のルネッサンスをNさんが写真を写しに行くと言うので、高齢者が夜のイベントに行き写真を撮っていたら突き飛ばされたりで事故に合うと。「聞いた限り一人では駄目!私達がついていく」とTさんと私ともう一人会員とでガードマンになりました。

天満橋から淀屋橋まで川伝いに歩き中の島で光のオブジェを見て散策しました。Nさんも喜んで綺麗!と連発されていました。帰途に着き私は京阪で別れたのですが、NさんはTさんと同じ路線で帰っていかれたのですが、途中の駅で足元が危うくこけられたと会員からも聞いていました。

心配したTさんが家まで送られたのですが、Nさんが「泊まって行って」と強く勧められ、こけたのでまた何かあってもと気になり泊まられたのでした。

Tさんからは夜のことでもあり遅くなってNさんの自宅に行くのに入り組んだ道で方向が分らなくなったので行為に甘えたともつたえてきていたのです。

Nさんはその状況を忘れているのか、とにかくTさんが厚かましく行ったような印象で、聞いた私達はそばに居た会員からも聞いていましたが、説明のしようが有りません。

最近の小さな物忘れに対応しつつ「それとなく支えている」のですが、思い込みがこれ以上になった時も想定しなければなりません。心配してかかわる会員がそのつどいやな思いをするのも困ります。

外出介助でもあるのですが長時間にならないのと、会のマニュアルでトラブル無く来ました。さろんに来られる地域の皆さんを支えるのにも物忘れにも個別な対応マニュアルを作る必要を思いました。

いろんなことがあっても、緩やかな見守りで安心して住まうことが出来るようこれからも支えたいのです。