高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

あいさつ

2008-08-27 10:41:19 | 外出介助

森岡秀幸さん箕面市会議員に当選されました。皆様有難うございました。

さて今日「ありがとう」についてちょっと書きたいと思います。

中村さんのブログにも有難うを私達は忘れていると書かれていますが、そうだ!と思うことがあります。

私達の会は1994年から活動をはじめもうすぐ15年目に入ります。

最初の頃は訪ねていくと「ありがたい。これで夢も希望もわいてくる」と言葉で慶びを伝えて下さる方によく出会っていましたし、自宅に帰ったら「ありがとう」と笑顔がありました。その笑顔に励まされ活動が好きと長くボランティアで支えてもらっている方がおられます。

最近は哀しいことですが・・・・。依頼は朝の8時前に自宅と希望でした。あまり早いので8時にしてとボランティアにつなぎました。しかしボランティアには8時前といわれボランティアが引き受け当日出かけたそうです。その日は検査が多く午後2時までかかり病院の玄関でタクシーに乗り込まれ「これから兄弟と食事に行くからあんた帰って」と去って行かれたそうです。

会ではお昼を過ぎるときは食事代負担いただくことになっていますし、登録に行って必ず伝えています。リーフレットにも書いています。

ボランティアが食事を望むのではありません。人間ですから体調を考え、言える人はいいのですが、いえないボランティアもいますので始めに伝えています。(交通費その他は実費のみの負担です。)

今後のかかわりを思って連絡しましたら「そんなこと聞いていない」唖然としました。もちろん「ありがとう」もありません。

ボランティアは共感できれば一生懸命になります。こんなとき「其れなら兄弟に連れてきてもうたら」と思ってしまいます。このような方と付き合い続ける自信が無く今後支援できないことを伝えました。

当然のこととして怒られました。登録料の返還も言われました。こんな方が増えてきた実感があります。過去数回このようなトラブルにあっています。それも60代~70代前半の方々です。

ある方にご挨拶に伺った折り「これからは感謝より権利を言う人が増えトラブルだろう」と話でしたが、話のように進んでいます。

私達はお礼を言ってもらわないと支援できないのではないのです。外出から自宅に帰ってお互いに長い道のりを行ってきたね。自分にも相手にもご苦労様の気持ちがあればと思うだけなのです。

これからを思うとちょっと考え込んでしまいます。