京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

美しいキモノ

2007-05-21 16:58:55 | ひとりごと

5月19日発売の雑誌「美しいキモノ」夏号
当店の着物が掲載されました
p.379の夏赤城です。雑誌もですが、ぜひ、実物をお越しいただいてご覧ください。

と以上コマーシャルでした・・・

最近は、「きものサロン」や「七緒」などをはじめ、着物の雑誌もずいぶん本屋さんで
見かけるようになり、どれを買おうか・・・と迷うくらいです。
着物が好きな女優さん、作家さん、イラストレーターの方たちや着物初心者の素人さんが出されたような本などもいっぱいあり、読んでとても楽しい内容だったり、わかりやすかったりして、私も大好きです。
着物にハマっていく過程や、買い物するときの葛藤など、おもわず「そう、そう、そう!」
と呉服屋であることを忘れてうなづいていたりして・・・
そういう本のおかげでずいぶんと着物も身近に感じられるようになったと思います。

さて、「美しいキモノ」といえば・・・
主人と結婚してこの仕事を手伝い始めた当時、今ほど着物雑誌も多くなく、私にとっては「教科書」のような存在でした。
京都で美容師をしていたため、アップや着付の仕事を通し、また美容室の先生も
京都という土地柄着物に詳しく、いろんなことを教えていただきましたが、
季節や格などサワリの知識だけで、着物のことなど何も解りませんでした。

もしかしたら、結婚したとき主人の仕事を一切手伝わずに普通の奥さんをしているという選択肢もあったのかもしれませんが、なんでもクビを突っ込みたいこの性分のため
着物にも興味津々、”立派な?”呉服屋めざして勉強をはじめたのでした。

一冊の雑誌を何度見たことでしょう。
着物の種類とその着物にどんな帯が合わせているだろうか?
小物はどんな色が合わせているだろう?
元美容師としては、モデルさんの髪型もきになる・・着付も。
Q&Aのコーナーや染織の特集も参考になりました

なんだか今、呉服屋という側にたってしまってますが、最初は着付を習いにきてくださる着物初心者?の皆さんと一緒でした。

このごろ、考えること、やること多すぎて、着物雑誌もわかった風にパラパラ見ることが多くなったけれど、初心忘れるべからず・・
ちょっと反省・・・
着物は奥が深い!まだまだ奥がある!もっともっと勉強しなくっちゃ!


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明日から「洒落帯の会」 | トップ | 父の日にいかが?! »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
繰り返し見る雑誌 (かよこ)
2007-05-21 20:11:10
洋服服のファッション雑誌なら、去年の同じ季節のものを眺めたりしないのに、なぜか着物雑誌は
「去年の夏はどんなコーディネートが載っていたっけ?」
なんて、ひっぱりだしてしまいます。だから着物雑誌はたまる一方。「和楽」などもなかなか捨てられないですね~。

仕事から帰ると、いまだに毎日着物がらみの本・雑誌を見るともなしに見てしまいます。
もっと真剣に読めば、お店に行くたびに
「綴とすくい、何がちがうんでしたっけ?」
と毎回同じことをお尋ねしなくてもいいんですが(^^;

返信する

コメントを投稿

ひとりごと」カテゴリの最新記事