
当店のマスコット人形「おべべ」ちゃん。
このブログでも、店の顔になってくれています。
事件勃発

1か月ほど前、お客様の何気ない言葉で
おべべがいなくなっていることに気が付きました・・・


まさか・・・

お客様が帰られた後、
いそうなところ・・・、棚の裏や引き出しの中・・・思い当たるところは
全部捜索しましたが、見つかりません

いつも、店の中の棚のどこかにちょこんと座っているので
いるもんだ・・・と思い込んでいました。
最後に確認したのが、年末。
このブログで記事にしたこの姿が最後です。

私にとっては、かなりのショック・・・

たかが、こんな小さな古ぼけた人形・・・と思われると思いますが
私にとっておべべは私自身の分身?娘?みたいなもの
大切なものでした。
ずいぶん前に、このおべべちゃん誕生の経緯を書いたことがありましたが
もう一度聞いてください

20年近く前になると思います。
店の最初のホームページを立ち上げるとき、
店のキャラクターとして小さな着物好きの女の子をイメージして
私が、いたずら心でおかっぱ頭の着物を着た女の子のイラストを
チョコチョコと描いたのが始まりでした。

当時のイラストは残ってないのですが、
恥ずかしながら・・・こんな感じのいたずら書き

イメージ(妄想

着物は大好きな桜の模様が入っていて・・。
女の子には、着物の幼児語「おべべ」から名前をとって
「おべべちゃん」と、名づけ
当時店で金魚を飼っていたこともあり
「あか~い”べべ”着たかわいい金魚」の童謡から
おべべちゃんの親友は金魚の「とと」ということにしました。
「とと」っていうのも魚の幼児語です。
自分が幼いころに使っていた「おべべ」とか「おトト」に
郷愁や思いをのせて・・・
ある時、ふっと、イラストを立体化してみたいな・・と思い付き
作ってみたら、なんと、思いのほか上出来(笑)
イメージ通りできたのが写真の「おべべ人形」です。
そうなのです・・
私のオリジナル、手作りの人形

一度、知らない人に無断でおべべの画像を使われる

ずっと、店の看板娘、そしてブログやホームページに私の代わりに顔を出してくれたり
店の一スタッフでした。
長年の間に、髪も、着物も色焼けし、
実は新しく作り直そうかな~なんて考えていたのですが
もし、2代目おべべを作ったとしても、初代おべべは残しておくつもりでした。
こうして書いてみると、バカみたいでセンチメンタルな私の妄想の世界です

でも、オーバーですが、私にとっては店と苦楽を共にしてきた仲間。
突然いなくなるのは、やっぱり悲しい

神隠し?失踪?誘拐?家出?

大雑把な私のこと・・・、何かの拍子にどこかに一緒に入れてしまったのかな・・・
それなら、いつか、出てきてくれるかも・・と少しの希望も

いや・・・、
お嫁に行ったと考えよう

おべべも幼い女の子という最初の設定から言えば
15年くらいは年を重ねて、いいお年頃のはず・・・
どこかで元気に暮らしていていると考えることにしよう・・・

今日は、私の妄想の世界にお付き合いいただき

誠にありがとうございました。
ブログランキングに、参加しております
応援のクリックをしていただけると嬉しいです。

京呉服わきホームページも、ぜひご覧ください。

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます