さわやかな秋のお天気が続き、心地いいですね。
さて、今日はシリーズ4回目となりますお客様の着物紹介。
お客様の了解をいただいて、当店でお誂えいただいたお着物と
選んでいただいた過程や理由などを紹介しています。
皆様の参考になれば・・・と思っています

今日のお着物はこちらの「久米島紬」です。
沖縄、久米島で織られているとても手のかかった品です。
沖縄のものというと、久米島に限らず独特の色使いや沖縄特有の柄があり、
それを好まれる方も多いかと思いますが
こちらの久米島紬は、一見したところ久米島とは気づかないと思います。
が、それが当店がこの反物を仕入れたポイントでもあります
あえて、遠目には無地にも見える細かい格子柄の久米島・・・
でも
植物染、手織り、仕上げの砧打ちとれっきとした久米島の工程を経ているものです。

この紬のオーナー
は・・・
実は私のお友達・・高校の同級生Kちゃんです。
この夏2度目となった故郷の滋賀での催しの時からのお話になります。
kちゃんは、昨年も催しに来てくれました
「私は着物を着ないから、見せてもらうだけで申し訳ないけれど・・・」って言いながら
とても興味深気に・・・
そして今年の夏もまた、顔を見せてくれて、夏の着物などを誂えてくれたのです。
とても楽しそうに・・・
私は、着ないと聞いてただけに思いもよらないことに、びっくりしましたが
とてもとてもうれしいことでした。
その時、誂えの草履も注文してくれ、出来上がったのが
こちら・・かっこいいです

さらに
この秋用に・・と仕入れたばかりの私もお気に入りで、会場に掛けておいたこちらの袋帯を
気に入ってもらい、東京のお客様にお目にかける前にKちゃんのもとへ・・。

柄も色使いも、ちょっと個性のあるおしゃれな袋帯です。
洋服も麻や木綿など自然素材が好きでこだわりがあるKちゃん
布を見る目は確かです。
そして、よそゆきのフォーマルよりも、しゃれ物に目が行くあたり・・・
着物の感覚や好みは、たぶん私と近い物があるのだと勝手ながら思いました
さて、ここからです。
帯と草履を誂えたものの、やっぱりこうなると着物も欲しいよね~~なんて
Kちゃんの感覚や好みがわかったところで
東京に帰ってから、合いそうな(好きそうな
)反物を送ってみることにしました。
もちろん見るだけで返送全然OKだからね。
2反送ったのですが、どっちもいい・・・って?
これから着物を着ること、初めて自分で作る着物・・などなど様々な思いに
いろんなことを考え悩んでもらいました(笑)
そして、一緒に私も悩みながらこの久米島に決定
そうすると今度は八掛選び。
好みが近いこともあってKちゃんのイメージ・・わかるわかる
いくつかの希望やお勧めの色を厳選しながら、最後に決まったのは
こっくりとした青みかかった深い緑色。
ひとひねりしたおしゃれ感ありです。

合わせる袋帯の色合いともこれならピッタリです。
ここまで、写真を添付したりメールでたくさんやり取りをして決めていきました。
友人ということもあって、私も遠慮もなく、そしてKちゃんも私のことを信用してくれ、
遠方に居ながらもスムーズに運んだようにおもいます。
後でメールのやり取りしていて知ったのですが
昨年私が着物を着ていたのをみて、着てみたいな・・・と思ってくれたのだそうです。
とても、うれしい言葉でした。
50代半ば、違いの判る大人になって
、ちょうど着物を着るのにいい年齢ではないかと思います。
何より少々?崩れてきた体型をカバーしてくれ、若い子にはまねできないものを醸し出してくれる・・・
こんなことをきっかけに
同級生はじめ、同世代の方々が着物に興味を持ってくれたらとてもありがたいことです。
私が、ちょくちょく滋賀に帰れれば、みんなに着付けを教えられるし
もっともっと、着物の相談もアドバイスもさせてもらえるのに・・
なんとも悔しく悩ましい
です。
Kちゃん、着物デビュー、楽しみにしてます
昔と違って、メールや写メ、便利になったので、遠方でもこのように
ご相談などお受けできるのではと思います。
呉服専門店が少なくなり、意外に地方では気軽に相談できるような店がないというお声も聞こえてきます。
ご遠方の皆さま
ご注文やお困りのことなど、もしよろしければ、ご連絡くださいませ。
いつもお読みいただいてありがとうございます。
お読みいただいたら、こちらをクリック
していただけるとうれしいです。
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さて、今日はシリーズ4回目となりますお客様の着物紹介。
お客様の了解をいただいて、当店でお誂えいただいたお着物と
選んでいただいた過程や理由などを紹介しています。
皆様の参考になれば・・・と思っています


今日のお着物はこちらの「久米島紬」です。
沖縄、久米島で織られているとても手のかかった品です。
沖縄のものというと、久米島に限らず独特の色使いや沖縄特有の柄があり、
それを好まれる方も多いかと思いますが
こちらの久米島紬は、一見したところ久米島とは気づかないと思います。
が、それが当店がこの反物を仕入れたポイントでもあります

あえて、遠目には無地にも見える細かい格子柄の久米島・・・
でも

植物染、手織り、仕上げの砧打ちとれっきとした久米島の工程を経ているものです。

この紬のオーナー

実は私のお友達・・高校の同級生Kちゃんです。
この夏2度目となった故郷の滋賀での催しの時からのお話になります。
kちゃんは、昨年も催しに来てくれました

「私は着物を着ないから、見せてもらうだけで申し訳ないけれど・・・」って言いながら
とても興味深気に・・・
そして今年の夏もまた、顔を見せてくれて、夏の着物などを誂えてくれたのです。
とても楽しそうに・・・
私は、着ないと聞いてただけに思いもよらないことに、びっくりしましたが
とてもとてもうれしいことでした。
その時、誂えの草履も注文してくれ、出来上がったのが
こちら・・かっこいいです


さらに

この秋用に・・と仕入れたばかりの私もお気に入りで、会場に掛けておいたこちらの袋帯を
気に入ってもらい、東京のお客様にお目にかける前にKちゃんのもとへ・・。

柄も色使いも、ちょっと個性のあるおしゃれな袋帯です。
洋服も麻や木綿など自然素材が好きでこだわりがあるKちゃん
布を見る目は確かです。
そして、よそゆきのフォーマルよりも、しゃれ物に目が行くあたり・・・
着物の感覚や好みは、たぶん私と近い物があるのだと勝手ながら思いました

さて、ここからです。
帯と草履を誂えたものの、やっぱりこうなると着物も欲しいよね~~なんて

Kちゃんの感覚や好みがわかったところで
東京に帰ってから、合いそうな(好きそうな

もちろん見るだけで返送全然OKだからね。
2反送ったのですが、どっちもいい・・・って?

これから着物を着ること、初めて自分で作る着物・・などなど様々な思いに
いろんなことを考え悩んでもらいました(笑)
そして、一緒に私も悩みながらこの久米島に決定

そうすると今度は八掛選び。
好みが近いこともあってKちゃんのイメージ・・わかるわかる

いくつかの希望やお勧めの色を厳選しながら、最後に決まったのは
こっくりとした青みかかった深い緑色。
ひとひねりしたおしゃれ感ありです。

合わせる袋帯の色合いともこれならピッタリです。
ここまで、写真を添付したりメールでたくさんやり取りをして決めていきました。
友人ということもあって、私も遠慮もなく、そしてKちゃんも私のことを信用してくれ、
遠方に居ながらもスムーズに運んだようにおもいます。
後でメールのやり取りしていて知ったのですが
昨年私が着物を着ていたのをみて、着てみたいな・・・と思ってくれたのだそうです。
とても、うれしい言葉でした。
50代半ば、違いの判る大人になって

何より少々?崩れてきた体型をカバーしてくれ、若い子にはまねできないものを醸し出してくれる・・・
こんなことをきっかけに
同級生はじめ、同世代の方々が着物に興味を持ってくれたらとてもありがたいことです。
私が、ちょくちょく滋賀に帰れれば、みんなに着付けを教えられるし
もっともっと、着物の相談もアドバイスもさせてもらえるのに・・
なんとも悔しく悩ましい

Kちゃん、着物デビュー、楽しみにしてます

昔と違って、メールや写メ、便利になったので、遠方でもこのように
ご相談などお受けできるのではと思います。
呉服専門店が少なくなり、意外に地方では気軽に相談できるような店がないというお声も聞こえてきます。
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