先日、ブログを見たお客様から、半衿付け講座のお申し込みがありました
半衿をつけるのが苦手とか、着物はほとんど着ないとか・・・
そんな方には、持ち込んでいただいてもつけるサービスもいたしておりますが
着物を自分で着ようと思われたら、半衿付けは「必修科目」です
つけてもらったほうが、よかったかな~~なんておっしゃりながらも
無事に半衿はつけることができました。
最初は時間もかかるでしょうし、シワがでたり失敗もするし、
たまには流血することだってあるかもしれませんが、何事も数をこなしていくうちに
上手にできるようになるものです、頑張ってください
お教えしている間に、いろいろ質問もありそのひとつが
「絹や化繊、イロイロありますがどれが良いでしょう?」
最終的な結論から言うと、お好みではないかと思います
半衿には、大まかに
正絹・化繊・交織・綿・麻 などがあります。
「正絹」 と書いて しょうけん と読みます。
私たち呉服屋は平気で「正絹」といいますが、そもそもこの言葉自体も一般的ではなくて
分からないですね
絹100%の事です。
「交織」とは絹・レーヨン・アセテートなどが混ざっている生地で
混合の割合などによっても多少風合いが違います。
とりあえず「正絹」と「化繊」を比べたら・・・と、違いを私なりにまとめてみます。
(あくまでも、私の主観・・・反対意見もあるかと思います)
★ 風合いや光沢
正絹>化繊
絹は独特の肌触り、品のよい光沢がありますが化繊はぺカッと光る気がします
★ 値段
正絹>化繊
絹のほうがお高いです。
★ 手入れ
正絹<化繊
絹も自分で洗えますが、化繊なら洗濯機にポイっでも可
★ 寿命
正絹<化繊
寿命というと変ですが、絹は黄変防止加工などがしていても徐々に黄色くなります。
化繊は真っ白のままです。
★ 衿へのなじみ感
正絹>化繊
コレもへんな言い方ですが、正絹のほうが融通が利くというのかしなやかに
なじむので、衿周りのカーブがキレイにでる気がします。
思いつくままに書いてみましたが
それぞれに長所・短所があり、また人によってはその長所が短所にもなりますので
そこがお好みやこだわりなどになると思うのです。
黄ばむのがイヤとおっしゃる方もあれば、真っ白より絹の自然な白がいいという方もあるでしょう。
使い捨てにしたいから、安いほうが良いという方もいらっしゃいます。
私の個人的な好みでは、やっぱり絹が好きです。
でも、普段に着ているので、いつもは「シルックのバイアス半衿」を愛用、
洗濯機にポイッで洗ってます
ちょっと気張ってお出かけするときは、絹で。
・・・と使い分けをしています。
ちなみにお茶の先生のI様は、夏の暑いときに首筋に化繊の半衿だと
モワッと暑く感じ、絹のほうが涼しくていいとおっしゃってました。
さすがの感覚とこだわりです。
「衿へのなじみ感」として書きましたが、化繊でも「シルックのバイアス半衿」は
カーブがキレイにでます。
化繊の中でなら、バイアス半衿が私はお勧めです。
質問してくださったお客様にも、申しあげたのですが
最初からコレと決めないで、実際にいろいろ使ってみるのが一番ではないかと思います。
無責任な答えでしたか・・、ごめんなさい
「紬逸品展」
21日(日)までです!お待ちしております。
特集 結城と大島
いろんな紬と紬にあういろんな帯
おしゃれなコート特集
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半衿をつけるのが苦手とか、着物はほとんど着ないとか・・・
そんな方には、持ち込んでいただいてもつけるサービスもいたしておりますが
着物を自分で着ようと思われたら、半衿付けは「必修科目」です
つけてもらったほうが、よかったかな~~なんておっしゃりながらも
無事に半衿はつけることができました。
最初は時間もかかるでしょうし、シワがでたり失敗もするし、
たまには流血することだってあるかもしれませんが、何事も数をこなしていくうちに
上手にできるようになるものです、頑張ってください
お教えしている間に、いろいろ質問もありそのひとつが
「絹や化繊、イロイロありますがどれが良いでしょう?」
最終的な結論から言うと、お好みではないかと思います
半衿には、大まかに
正絹・化繊・交織・綿・麻 などがあります。
「正絹」 と書いて しょうけん と読みます。
私たち呉服屋は平気で「正絹」といいますが、そもそもこの言葉自体も一般的ではなくて
分からないですね
絹100%の事です。
「交織」とは絹・レーヨン・アセテートなどが混ざっている生地で
混合の割合などによっても多少風合いが違います。
とりあえず「正絹」と「化繊」を比べたら・・・と、違いを私なりにまとめてみます。
(あくまでも、私の主観・・・反対意見もあるかと思います)
★ 風合いや光沢
正絹>化繊
絹は独特の肌触り、品のよい光沢がありますが化繊はぺカッと光る気がします
★ 値段
正絹>化繊
絹のほうがお高いです。
★ 手入れ
正絹<化繊
絹も自分で洗えますが、化繊なら洗濯機にポイっでも可
★ 寿命
正絹<化繊
寿命というと変ですが、絹は黄変防止加工などがしていても徐々に黄色くなります。
化繊は真っ白のままです。
★ 衿へのなじみ感
正絹>化繊
コレもへんな言い方ですが、正絹のほうが融通が利くというのかしなやかに
なじむので、衿周りのカーブがキレイにでる気がします。
思いつくままに書いてみましたが
それぞれに長所・短所があり、また人によってはその長所が短所にもなりますので
そこがお好みやこだわりなどになると思うのです。
黄ばむのがイヤとおっしゃる方もあれば、真っ白より絹の自然な白がいいという方もあるでしょう。
使い捨てにしたいから、安いほうが良いという方もいらっしゃいます。
私の個人的な好みでは、やっぱり絹が好きです。
でも、普段に着ているので、いつもは「シルックのバイアス半衿」を愛用、
洗濯機にポイッで洗ってます
ちょっと気張ってお出かけするときは、絹で。
・・・と使い分けをしています。
ちなみにお茶の先生のI様は、夏の暑いときに首筋に化繊の半衿だと
モワッと暑く感じ、絹のほうが涼しくていいとおっしゃってました。
さすがの感覚とこだわりです。
「衿へのなじみ感」として書きましたが、化繊でも「シルックのバイアス半衿」は
カーブがキレイにでます。
化繊の中でなら、バイアス半衿が私はお勧めです。
質問してくださったお客様にも、申しあげたのですが
最初からコレと決めないで、実際にいろいろ使ってみるのが一番ではないかと思います。
無責任な答えでしたか・・、ごめんなさい
「紬逸品展」
21日(日)までです!お待ちしております。
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