goo blog サービス終了のお知らせ 

京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

着物の色・日本の色

2017-04-11 14:54:57 | ひとりごと
今日は一日雨・・・桜も散ってしまうでしょうか・・・

花びら一枚だけを手に取ると、薄ーい薄ーいほのかなピンクいろなのに
満開になると花びらが重なり、フワ~~とした何とも言えない美しく上品なピンクに見えます。
やっぱり桜の花はきれい・・・、毎年感じます。

このところ、そんな桜のニュースがテレビでよく流れてきますが
そのニュースの画像を見ては、なんとも言えない複雑な気持ちになっています。

特に京都の様子・・。
きれいな桜の下、着物姿の方々が目立ちます。
以前にもブログで触れたことがありますが、レンタルの着物です。

気になるから余計なのですが、嫌でもパッと目に飛び込んできます。
というのは、たぶん着物の色柄が、周りの風景から浮いているからではないかと思うのです。

着物の世界に入って間もない頃
実家の滋賀に帰ったとき、ふと見上げた夕方の空。
空の青、夕焼けのピンク・オレンジ・・そう簡単には言い表せないくらいの色のグラデーション
自然が作り上げるうっとりするくらい美しい色を見て
「こんな色の着物があればきれいだろうな・・・」と、感じたことを今でも覚えています。

すぐに思いつく花の色、自然の色だけでも
桜色、藤色、牡丹色、菖蒲色・・
水色、浅葱色、空色、藍色、珊瑚色、梔子色、山吹色・・・
日本の色はホントにたくさん。


私達日本人は、美しい桜を見ては、こんな桜のような色の着物を着てみたいと
思ってきたのではないかと思います。


少し辛口意見、述べさせていただきます

私はレンタル着物が浮いて、周りの景色を台無しにしている気がしてなりません。
ポリエステルの、原色に近い鮮やかな色と柄。深みのない安っぽい色と柄。

たとえば、伊万里焼や京焼の色使いの美しい器の中に、
ポリエチレン製のお皿が混ったような・・・
それくらいの違和感を私は感じてしまいます。

着物を着てくださることは、とてもとてもありがたいことで、
こうして観光地などで着物体験することで、着物の裾野が広がっていけばいいのですが
私には、そうは思えません。
また着物業界の良いモノづくりの力になるとも思えません。


派手さだけなら、振袖の方が華やかかもしれません。
でも、ちゃんと職人さんの手がかかった本来の染をした振袖なら
どんなに鮮やかな色を使っていたとしても
きっと、京都の街並み、桜の風景から浮いたりしないと思います。

絹の光沢、染まった色には品があります。

着物の色というのは、そもそも周りの景色から浮かないで溶け込むはずですし
そういう風に装いたいものです。


嵯峨野あたりや、哲学の道の桜、丸山公園の枝垂桜・・
ずいぶん前の私の記憶の中の美しい京都の風景
そんな中の異物感

同じ着物を扱っているのにこんなことを愚痴ってはいけないだろうか・・

いえ
めげずに、美しい着物を伝えていきたいと思います。
そのためにも、こんな呉服屋の気持ちを伝えるのも必要かと・・


ブログランキングに、参加しております
応援のクリックをしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装(教室・業者)へにほんブログ村



京呉服わきホームページも、ぜひご覧ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

便利になることは・・いい事なんだろうか・・?

2016-11-30 16:19:12 | ひとりごと
11月も今日でおわり・・・なんて一年が早いのでしょうね

11月は、七五三や結婚式でやはり着付けを承ることの多い月です。
数日前に、日記(らしきもの)を開き、昨年の同時期を読み直してみたところ
なんと、今年感じたこととほぼ同じ感想をメモしてました。

いつもは着物に触れてない方たちが七五三というイベントで 急に着物に目を向けてくださったとき
ますます着物離れが進んでいることを実感し、打ちのめされる気がします。

いろいろ思うことがあり、ブログに書く事を躊躇していたのですが
このブログを読んでくださってる方は、きっと着物に関心のある方が多く、
もしかしたら同じ業界の方もいらっしゃるかとも思いますので、
私の思いのその中の一つを思い切って
今日は貸衣装の現状について、書いてみたいと思います。
愚痴になるかもしれませんが、良かったらお付き合いください。


来年のことを言うと鬼が笑う・・って、ちょうど今 コマーシャルでもやってますが
昔のことをいうと、浦島太郎か乙姫様でも笑うのでしょうか・・・

昔話をするようになったってことは、私も年を取った証拠ですね

ひと昔が10年ならば、三昔、四昔くらいの話になるかもしれません。

その昔、私が美容師をしていた頃の貸衣装は、今と比べるとずいぶん違っていた気がします。

そもそも、皆さん自分の着物をそれなりにお持ちだった時代です。
貸衣装というと、留袖や振袖など着物と襦袢と帯、それに合う帯〆帯揚、伊逹衿といった一揃えでした。
留袖も持っているんだけど、ちょっと派手になったし・・なんてレンタルなさる方もあったように思います。

下着や紐などの着付け小物は、それぞれご自分のものをお持ちいただいてました。
当然、皆さんお持ちでしたので。

私が美容師だった頃、例えば振袖の着付けの講習会には、貸衣装やさんが講習用として
少し使い込んである振袖を安くレンタルしてくれたのですが
どっしりとした重い生地で、とてもいい品だったと思います。

レンタルといえども、ちゃんとしたものでした。


それが、いつの頃からでしょう
東京でお客様の着付けをさせて頂いているうち、貸衣装には
まず、着付けに必要な紐や帯板などの小物類一式が全部ついてきました。
そして、そのうちに下着や足袋までも。
至れり尽くせりです。
あるレンタルの業者が始めだすと、競争しサービスとして次々に
貸衣装にはすべて必要なものが含まれるのが普通になってきました。

何も持っていなくても、ご心配なく・・ということなのでしょう。
そして、お家に着物がまったくないという方が増えてきたということですね。

確かに、お着付けをさせて頂くときの荷物の点検は、結構手間がかかります。
全部トータルで準備されていたら、美容室等でもかえって楽で安心ということなのでしょう。

ただ、そうしてパックになっている足袋や下着はもう一度使うわけにもいかず
サービス、差し上げますという品です。
時々、その足袋をみてこんなペラペラの足袋があるんだとビックリしてしまいます。
そして、ご存じない方は、足袋とはこんなものと認識されるのかと悲しくなります。

しっかりした足袋は、もっと裏が厚みがあって生地も目が詰まっていて、縫製もきれいなのに・・・


さて、数年前に驚いたのは、女子学生の袴の衣装でした。(その時にブログでたぶん書いたと思います)

袴の下に着る着物、この頃はたっぷりした2尺の袖で
生地は絹ではなく、着物・襦袢・袴まですべてポリエステルです。
その着物ですが、以前は普通の身丈で、袴に着る時は、袴から出ないように、
足首が出るくらいに短く着付けて、その上に袴をつけました。

ところが、最近の袴のセットになっている着物は
最初から短く作られているものがほとんどになってきました。
おはしょりをしないで済むので、手間が省けるということ・・・
それと、たぶんコストの面。より少ない生地で着物を作るため?なのでしょう

着終わったときに、見た目の形が変わらなければよし なのですね。
本来は、普通に着ている着物を着方を変えるだけなのに

あの機能性重視?の短くちょん切った着物を見ると、これまた悲しくなります。

そして
今年、またもやビックリしたのが




これ、なんだかわかりますか?

5歳の男の子の”長襦袢”です。

確かに、袖がなければ、着物に合わせて揚げをする手間も省けます。
どんな着物に合わせても袖丈や袖巾が合わない・・ということもありません。
着せる時も、楽でしょう。

本来、長襦袢というのは、着物の衿や袖口・裾などを汚さないために着ます。
でも、着物がポリエステルで、汚しても平気、だから襦袢はなくても支障なし・・
という発想なのですね・・きっと。そしてまだコストも。


さらに、驚いたのが、貸衣装の荷物に入っていたコレ





どう見ても、サスペンダー。
一瞬、どうして?って思いましたが、袴が落ちるのを防ぐため・・としか考えられません。

お客様に伺うと、最近の貸衣装にはついているのだそうです・・・

私には、サスペンダーを使うような着付けはできませんので
もちろん使いませんでしたが
5歳の男の子を着つけていて、紐が苦しいという子がだんだん増えてきたと感じます。

また、昔のことを言いますが
むかし昔は、みんな着物着て袴もつけていたはずで、少々の我慢もしていたと思うのです。

ゴムのズボンしか履いたことがないと、紐で締めると苦しく感じるのも分かりますし
私も何とか、苦しく感じないように着付けを工夫していますが
果たして、サスペンダーで吊るような袴って・・・
私には、まだちょっと理解ができません


便利になるって、いいことなのだろうか


短い着物や袖なしの着物、無駄がないといえば無駄がなく便利なのかも。
でも、そういうもの?


貸衣装で何もかも揃っているため、荷物をお持ちになるときは
そっくりそのままお持ちになる方がほとんどです。

何が入っていて、何が必要なのか
ネットで注文し、業者から送られてきた荷物をそのまま持っていけば、
ちゃんと着せてもらえる
そういう時代なのでしょうか、それでいいのでしょうか・・

せめて、着物を着ようと思った時には
何が必要で、どんなものか、確認したり興味を持っていただけたら・・
それが、自分の知識にもなること
と、呉服屋は思うのです


今の時代についていけてないかもしれませんが
ついて行きたいとは思いませんし、私はこうして最後まで抵抗していたいと思うのです。


便利になることがいい事かと、呉服屋の立場から感じたこと書いてみましたが
最近の世の中、簡単便利になりすぎて
こんなでいいのか・・と思うこと、ほかにもたくさんあります

今日の貸衣装に関する私の思い、
もしご意見ありましたらお聞かせください。


今日は長い文章に最後まで
お付き合いいただいてありがとうございました

ブログランキングに、参加しております
応援のクリックをしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装(教室・業者)へにほんブログ村



京呉服わきホームページも、ぜひご覧ください。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年の功??年を重ねることも悪くない!

2016-10-28 16:37:12 | ひとりごと
暑くて冷房入れてたかと思ったら、今日は雨模様で寒い・・
エレベーターのような気温の変化です。
皆様、どうぞ体調を崩されませんように・・・


雨降りの静かな日は、少し時間があると、静かにいろいろ考えます。

このところ、自身で感じる事・・・

ずいぶん強気になってきた(笑)



10月の声を聞いたとたん、着付け教室に新規でお越しくださる方や
暑い間、お休み~っておっしゃってた方が戻ってこられたりで
このところ着付けのお稽古をほぼ毎日しております。

着付教室を始めたきっかけは、一人のお客様に「ここで教えてもらえないでしょうか」の一言。
全く教えることなど考えていなかったので、教え方も分からず、試行錯誤しながら・・

若かったときは、自分より年上の方に教えることも多く
失礼のないように、言葉を選びながら、少し遠慮がちに教えていたのを思い出します。


自分の気持ちとしては「教える」とは少し違って、ずっと「着る方法を伝える」というスタンスで。
ですから「先生」と呼ばれるのも嫌で、致し方なく・・・

そういいながら、着付けを教え始めてからもう25年くらい?

最近、教え方が変化してきたように感じるのです


「こう持って」「ここを持って」「それは左手
「ちょっとワン呼吸おいてそこが大事~~」と
最近の私は細かくうるさいのです


手の使い方、持つ場所・・・そのほか今までそう細かく言ってなかったことを
最初から容赦なく(笑)言った方が、
結局、早く上手に着られるようになると今更ながら気が付いた・・・?

今までは、遠慮と迷いがあった気がします。

私が一番いいと思う方法でお教えしていますが
着物の着方やその工程はいっぱいあって
私の方法がベストな方法と言い切れない・・と思っていることも理由の一つでした。


でも、遠慮がちに教えるより、「私のやり方」で教えることにしようと吹っ切れたのかな~。

それと、やっぱり、年齢は大きい気がする

着付教室に来てくださる方が、今では同年代や年下の方がほとんどなので
若い時には言いにくかったこと
「それではダメ~」とか「ソコ、もう一回」とか
ビシバシ?言えるようになった気がします。

(誤解のないように申し上げます・・そんなスパルタでも怖くもないですからね・・

着付教室のことを今日は書きましたが
他にも「年齢」のおかげで言えることがずいぶん増えた気がします。

たとえば、職人さんにも遠慮がちにお願いしていたことを厚かましくお願いできたり
問屋さんに、ダメ出ししたり
失礼なセールスマンに、ガツンと言えたり・・・

こう考えると、年を重ねることも悪くないなって。
呉服屋としては、よ~しこれからだ!!って思えてきました


きれいな着物のコーディネートとかをアップしたほうが皆さんには喜ばれるのかもしれない・・と
思いながら、ごめんなさい
今日も私のひとりごと・・・お付き合いありがとうございました。



最後までお読みいただいてありがとうございます
ブログランキングに、参加しております
応援のクリックをしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装(教室・業者)へにほんブログ村



京呉服わきホームページも、ぜひご覧ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追われる毎日と息抜き

2016-10-18 18:21:36 | ひとりごと
着物!シーズンイン!?
先月末あたりから、慌ただしくなって、なかなかブログにたどり着けません

「ブログ、いつも読んでますよ」とありがたいことをおっしゃってくださる方もいらっしゃるので
頑張って書かなきゃと思うのですが、へこたれているこの頃で・・・
申し訳ありません。

ホントはブログに書くべきこと、たくさんあるのですが
今日は、私の独り言?いや泣き言かも・・・ご迷惑でなければ聞いてください

催しや特別なことのない時、日・月と店は定休日にさせていただいてます。
一昨日、昨日も連休させて頂いてました。

呉服屋って、一見すると、そんなにお客様の出入りもないし
時間はたっぷりあって、ヒマそうに見えてるかも・・・ですね(笑)

もちろん営業中、お客様には、ゆっくりとお話をして、
店にお越しくださったらゆったりとした時間を過ごしていただきたいと常日頃思っております。

ところが、営業時間内では、どうしても時間が足りくて
店はお休みしていても、一昨日も昨日も、結局なんだか仕事していました。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃって、思って休んでいるより
やり残している仕事をしていた方がストレスたまらない気がして。


子供の小さい時は、保育園から始まって学校の行事もあったし
予期せず病気になることもあったし・・
それでもそれらをこなして(きたつもり)ちゃんとご飯の用意もして(きたつもり
仕事もしていたのにな・・・


子供に手がかからなくなったら、さぞかし仕事がいっぱいできるだろうな・・・と
そう思って楽しみにしていたのに
一向に はかどらないのはなぜ?
って、考えてみました。

これって、考えたくないけど年取ったせい?
たしかに自分のキャパシティーが少なくなっている・・
一度にいくつも同時進行してたこと、できなくなってるかも・・

そして、若い時みたいについつい頑張ってしまうと
結局、どこかで疲れてダウンしてしまったり・・。

そういえば、以前はかえってから夜中まで仕事してたこともあったっけ・・
いまじゃあ、夜ご飯食べて、おなか一杯になったら
そのまま居眠りしてたり・・・(笑)

結局、あんまり無理せず、ほどほどにしないとね・・って結論かな。
世の中にはもっと頑張ってる人もいっぱいいるのに

こなしてもこなしても、はかどった感があまりなくて
このところ気持だけ追われてる気がしてます。


そんな気持の切り替え・・・

布を触っていると、癒されます。

しばらくアップしてませんでしたが縮緬のお細工物・・
秋になったら、縮緬が触りたくなって、こんなの、また作ってみました。








私の独り言、お付き合いありがとうございました



ブログランキングに、参加しております
応援のクリックをしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装(教室・業者)へにほんブログ村



京呉服わきホームページも、ぜひご覧ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の勝負服!!

2016-08-22 15:08:27 | ひとりごと
関東直撃の台風
今日は一歩も外にでない方がいいかな・・

と、ちょうど定休日の今日は、チャンスとばかり
朝からオリンピックの閉会式を初めてしっかり見ました。

特に見たかったのは、小池知事の着物

リオに行かれる前に、何を着られるのかという記者の質問に「日本の勝負服で・・」と答えられたので
楽しみにしていました。
それに、閉会式の前の会談でも着物姿だったので。

訪問着かな・・と思っていましたら立派な色留袖でしたね。
最高の礼装でした。
やっぱり、日本人の勝負服は着物日本人が一番きれいに素敵に見えるドレスです。
小池知事、よくぞおっしゃってくださいました。

着物に携わっているものにとって、こうして着物でセレモニーに出てくださることは
本当にうれしいことです。

安倍首相には、羽織袴を密かに期待していたのですが、残念ながらマリオでした

小池知事、東京をアピールするのに「江戸切子や着物・・」とおっしゃってたので
期待してます。

東京オリンピックに向け、スポーツの強化だけでなく日本の文化を守り育ててほしいと
心から思います。

東京オリンピックのメダル授与式のアシスタントのお嬢さんたち
夏のオリンピックだから、きっちりと季節を抑え
絽の振袖を素敵に着てくれないだろうか・・

開会式や閉会式どんな趣向が凝らされるか・・・
今日のリオの閉会式を見て、どんどん期待が膨らみます。

4年後、もっと「日本」が見直され、着物にも魅力を感じてもらえるといいな・・
私たちも頑張らねば




最後までお読みいただいてありがとうございます
ブログランキングに、参加しております
応援のクリックをしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装(教室・業者)へにほんブログ村



京呉服わきホームページも、ぜひご覧ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知ってほしい・・・、反物の浴衣

2016-08-01 16:52:03 | ひとりごと
今日からいよいよ8月に突入です。
そして、今年はセールはロングラン、いよいよあと1週間になりました。

まだお越しいただいてないお客様、とりあえずお出かけいただいてご覧くださいくださいませ





そんなセール中、今日はお休みをいただいてゆっくりしていたのですが
近所のドン〇ホー〇まで、ぶらっと視察に・・・

ありました~~
9,990円、5,980円・3,990円の浴衣・帯・下駄の3点セット。

たぶんたくさんの方が、浴衣はこういう仕立て上がり、帯は文庫の形にでき上がったものだと
思っていらっしゃるのだろうな・・・と思うと、やっぱり凹みます。

いつからこんなになったのだろうな・・・
仕立て上がった浴衣も、10年前?20年前?はもう少し品物が良かったような気がします。

価格を追及したらこうなるのでしょうね
そして、買う人がこれでいいと思ったら、それでいいのでしょうけど・・

ただ、私が残念に思うのは、比べる物を見るチャンスがなくて、これしかご存じないことです。

お客様に、浴衣はそもそも反物で、自分の寸法に合わせて作ることができる事
自分の寸法に仕立てた浴衣であれば、着るのがとても簡単で、着姿もきれいな事を
お話しすると、
そうなんですか・・と驚かれる方が増えました。

反物をお見せしてみると、
素敵ですねとおっしゃる方、違いますねと感心される方。
お見せして違いが分かっていただけるとほっとしたりします。

昔とは価値観もずいぶん違ってきましたので仕方ないかもしれませんが
せめて反物の浴衣という選択肢があることを知って選んでいただけたらな・・と思います。

書きながらなんだか愚痴になってしまったみたい
明日からまた、がんばろ


最後までお読みいただいてありがとうございます
ブログランキングに、参加しております
応援のクリックをしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装(教室・業者)へにほんブログ村



京呉服わきホームページも、ぜひご覧ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっとしたこと・・・

2016-06-23 18:24:57 | ひとりごと
昨日のこと。
夕方、疲れたな・・と思って着物を脱いだ時
昨日は「ウソツキ」を着ていたのですが、そのウソツキについていた紐を取ったとたん
フッと、体が楽になったのを感じました。

あ・・、この紐だったのか・・・
いつもとちょっと違った疲れ方をしたのは。

こういうこと、たま~にあるのですが
そういう時、順番に脱いでいくと、ほどいた瞬間ほっとするモノ(原因)があります。

最近はめったにないですが、若い時からのこれまでの経験からすると
それが、腰紐だったこともあるし、伊逹締めのことも
コーリンベルト、補正だったことも・・・

ある時、ベルトのついた帯板をしていて、そのベルトが少しキツかったのが
腰回りがいつもより苦しい感じがした原因だったこともありました。
それ以降、ベルト付きの帯板のベルトは、落ちなければいい・・程度の緩さです


腰痛持ちの私、体を締めると腰が痛くなることもあり、いつも着物をゆる~く、楽~に着ているので
こんなちょっとしたことを感じてしまいます。

昨日は、まさかまさかの、下着についてた紐が違和感の原因でした。

エラそうに着付けを教えていたりするこの私ですら、こんな感じです。
その日の体調などもありますが
なるべく着物は楽に、我慢しないで着たいもの・・

どこか、いつもと違ったり苦しい感じがしたら
脱ぐときに気を付けてみてください。

私のように、取ったとたん、フッと楽になるものがあったら、それです。
ほんのちょっとしたこと・・・。
次から、気を付けるといいですね。
だんだん自分の着方ができるようになると思います。



ついでに
もう一つの「ちょっとしたこと」
こちらは、私のそもそも苦手な分野でもあり、それに輪をかけて年を取ったせいでもあるのですが


実は、今日のブログは、違うことを書くつもりでした。
ところが・・・
写真をカメラから取り込もうとしたら、いつも通りにしているのに
何度やってもダメ・・・
で、結局、写真なしの今日の記事に。

カメラのメーカーさんに電話しても解決できず、問題は明日以降に持ち越しです。
早く解決しないと、写真なしのブログになってしまう~~

これもちょっとしたことなんだろうけどが、私にはわからないんだな・・

そして、最近問題になっているWindows10の問題。
私も、まったく10にするつもりなどないのに、今みたいにブログを書いてる最中に
あれよあれよと10になってしまった~~~

勝手に変えないでよ~~


いつも慣れてるものを、なるべく変えたくない・・・
得意分野だったら新しいものにワクワクするのでしょうが
苦手なものは、なるべく現状維持にしておきたい・・・
年々、頭も固くなってついていけなくなっているし・・・

仕方ない・・・こうなったら10に慣れるしかないか・・・

でも、慣れてたものが、ちょっと変わるだけでも、私にはストレスです。

ほんのちょっとしたことなんだけど・・・

私の「ちょっとしたこと」つながりでした。
お後がよろしいようで・・・



最後までお読みいただいてありがとうございます
ブログランキングに、参加しております
応援のクリックをしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装(教室・業者)へにほんブログ村


「帯展」今度の日曜日までです。
お待ちしております

京呉服わきホームページも、ぜひご覧ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中原淳一さんの本

2016-06-21 17:09:02 | ひとりごと


少し前に、目上の知り合いの方から中原淳一さんのこんな本をいただきました。

ちょうど断捨離をなさっていたらしく、着物の本なのでと私にくださったみたいです

中原淳一さんというと、私は「昭和のレトロな感じの女の子のイラスト」
「ぬりえ」のイメージでした。

そんな感じなので、恥ずかしながら そして失礼なことに中原淳一さんのこと
詳しく知りませんでした


きっと、この本が本屋さんに並んでいても、自分では購入することはなかったのではないかと思います。



この本の初版は2005年で、既に10年前ですし、中身も昭和のころに書かれた絵や文章の中から
えらんで、再編集したもののようです。
原本に忠実に旧字や旧仮名使いを、訂正したり加筆したとのことで
確かにイラストは中原さんの独特の世界でレトロな感じですが、
読んでみると、着物について書かれていることは、今もそのまま通じることで
私の胸にストンと落ちました。




たとえば「着物と洋服の違い」について
ちょっと勝手にまとめてしまいますが、こんなことが書かれています。

洋服は曲線と曲線を縫い合わせて、その中に体を入れてゆくもの。
ボタンを留めたり、ファスナーを留めたりして身体の曲線の美しさが生まれ
それ以上手を加えることがない。

それに対して、着物は全部直線で縫い合わせてあり、肩にかけただけでは着られない
そこで、何本かの紐で体に形よくしばりつけていくのだけれど
その時にどうしても曲線に平面を沿わせるのだから、シワが出る。
そのシワをいかにうまく寄せていくかが着付けの一つのコツであると。

スタイルのいい外国人は、洋服で体の曲線を見せようとし、
日本人は直線である和服の作り出した曲線で姿を美しく見せようとする。

洋服は、デザインの良しあしが問題だけれど
着物はすべて同じ形であり、それをどう着付けるかによって
若々しくなったり、スポーティーになったり、粋になったり、まったく別の雰囲気が生まれる。

着付というのは、不思議なもので
和服における着付けは、洋服におけるデザインと同じ役目をしている・・と。

この「着付は洋服のデザインと同じ・・」という言葉に感動しました

この言葉に着物の良さや面白さが凝縮しているような気がします。

形が同じだからこそ、着方によってその人の個性が出るし
年齢にかかわらず、長ーく着ることができます。


まさか男性なのに、こんなに着物について、そして着付けや着方に詳しいとは・・・
そして、おっしゃることがとても的を得ている・・

このほかにも頷くことがたくさん・・

頂かなかったら、この本たぶん読まなかっただろうな・・・と思うと
下さったYさんに感謝です



最後までお読みいただいてありがとうございます
ブログランキングに、参加しております
応援のクリックをしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装(教室・業者)へにほんブログ村


「帯展」今度の日曜日までです。
お待ちしております

京呉服わきホームページも、ぜひご覧ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

観光地のレンタル着物から・・考えさせられます

2016-05-01 17:04:24 | ひとりごと
連休は、いつも店の周りが静かです

皆さんお出かけになっていらっしゃるのかな~なんて思いながら・・・
たまたまネットで見かけた気になった記事。

最近、私もとても気になっていること・・・。
ちょうど連休であちこちの観光地で、たぶん見かけられる光景だと思います。


その記事は台湾人の作家さんが書かれた記事を紹介するものでした。
作家さんは、京都で見かけた大勢の和服姿の女性たちが、景観を損ねていると嘆き
その女性たちが台湾からの観光客で、
和服の着方も歩き方も知らない、着ているものもひどく
悲しさや気恥ずかしさを感じた・・と。


私も最近 浅草に行った時に見かけるレンタル着物で街を歩く観光客の方々を見て
同じような事を考えていましたので、この記事は大変興味を持ちました。

更に、読み進めると
「私が見た和服の観光客には、まったく日本の美に対する自覚がない。
彼女たちは粗製乱造された和服とも言えないような和服をきて
優雅でもなければ美観を損なうひどい歩き方だった」
そして、同じ台湾人として考えさせられるという内容でした。
(私が、省略してここで紹介してしまうことはよくないと思いますが)


そして、この台湾人の作家さんの事を紹介した後、こんなことも書かれていました。

「日本人から、こういう意見が出るのならともかく、「同胞」から批判が出たのは考えさせられる。
文章に書かれている『粗雑な和服』を作ったのも、それをレンタルすることを考えたのも日本人でしょ。
日本文化に興味を持つ観光客を責めるのではなく、日本人が考えるべきことがあるのではないか」


これを読んで、まったくその通りだと思いました。


私が、最近浅草で見かける観光客の方々の着物姿。
安っぽいポリエステルの着物に、同じような半巾帯。
足元を見れば、私はそれを足袋とは言いたくない七五三で子供が履くような
足袋の形をしたソックスのようなものに、ウレタンの底の草履。
冬場には、寸法もあってなくゾロっと格好の悪い羽織を着て。

見かけるたびに、「それを着物と思ってほしくない」と叫びたくなります。
今回の記事を読んで、今まで、こういう場で呉服屋の女将という立場で言ってはいけない
と我慢していた思いを、吐き出したくなってしまいました。
ちょっと毒づきます、お許しください。



記事にもあるように、観光客の皆さんが、せっかくだから日本を着物を着て楽しみたい
と思うのは当然です。
そして、安く気軽に着物を着てもらいレンタルすることを商売にするなら
手入れの簡単な最低ラインのポリエステルの着物一式・・となるのも頷けます。


京都や浅草のみならず、鎌倉や、あちこちの観光地に広がってきたようですが
しっとりした歴史ある街並みからは、浮くような気がします。
そして、海外の観光客だけならまだしも、日本人までが・・・・・


あのケバケバした安っぽいものが着物だと思われるのは、とっても私はイヤ
日本人として、着物を扱っているものとして。


記事にも書かれていたように、その着物を作り着せているのは日本人なのです。

これと同じことを、私はずいぶん前にも感じていてブログに書いたように思います。
成人式の男性の羽織袴姿です。
赤や白、金色?のケバケバした着物を揃えて着ている姿をみて
私は着る人達も理解できませんが、それをレンタルする業者、作る業者がいる・・
売れれば何でもありなのか・・・悲しく思います。



ちょっと話が飛びますが・・
4月の上旬のことでした。
大きな公園に出かけたとき、浴衣?を着た若い女性を見かけました。

気になるので
そっと近づいて見ると、やはり中国か韓国の方のようです。
この時期の公園に浴衣・・違和感があったのですが
更に、気になったのは、台湾の作家さんのおっしゃるようにその着方や歩き方でした。
自分で着られたのか、日本人の知り合いに着せてもらったかは分かりませんが
申し訳ないですが、着方がグスグスなため
強い風が吹いて、太ももまで裾がめくれ上がっても平気な様子は、
見ていて気分の良いものではありませんでした。

日本の「着物」を着ることを楽しんでくださるのはうれしいですが
そばにいる日本人の誰かが、分かっていない外国の方に
もう少し、教えてあげてくれないものか・・・
正直な気持ちでした。


もう一つ私が心配するのは
そうして外国の方が着ている「着物」や着方を、
日本人が見慣れてしまったりマネしてしまうようにならないか・・
ということ。

日本のことを私たちが、ちゃんと伝えていかなければ・・・



おりしも、オリンピックの新しいエンブレムも決まり話題になっています。
「市松」と「藍」という日本を感じるものに決まり、
和の世界ではよく知られている「市松」や「藍」を広く大勢の方が興味を持ってくださり、
そこから発展してオリンピックを機に「日本」をもっと大切にしていく流れに
なって欲しいと願います。


心の中にあることを、吐き出してしまい長文になってしまいました。
反論やご批判、また気分を悪くなさった方もあるかと思いますが
着物を扱うものの一つの意見として、お聞きいただければ嬉しいです。



最後までお読みいただいてありがとうございます
ブログランキングに、参加しております。
応援のクリックをしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装(教室・業者)へにほんブログ村


リニューアルしたホームページ、ぜひご覧ください。

コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着物をゆずるときの心遣い

2016-02-27 14:10:18 | ひとりごと
少し寒さがゆるんできたみたい・・・もう3月ですね。

卒業式やお祝いごとの着付けの件で、
お電話頂いたりご来店くださるお客様が目立ってきました。

お着物の準備に加え、履物やバックなど・・・
その場になって慌てないように、一度出して点検しみてくださいね。





さて、今日の本題です

先日、お子様のいらっしゃらない古くからのお得意様が、
姪御様にあげようと思って・・と、ご自分のお若い時のお着物を丸洗いに
お持ちになられました。

その心遣い、頂く側は嬉しいですね。

私のお稽古ごとの先生も、もう着なくなったお着物をバザーに出すとき
丸洗いをしてから出していらっしゃいました。
「人様に譲るとき、やっぱりきれいにしておきたいの・・礼儀だと思うの」と。

その代金だけでも、何枚もになると馬鹿にはならないはずですが
そうおっしゃるのを聞いて、「さすがだな~~」と感心し
大切なことを教わった気がしました。

お二人ともご年配ですが、こういう気持ちや心遣い、だんだん日本からなくなっていってる気がします。


日々の営業の中で
着物を着始めたら、それを見てあちこちから着なくなった着物を譲ってくださる方が現れて・・と
いうお話、よく聞きます。

自分の好みの色や柄、寸法もあっていたら、こんなうれしいことはありませんね。

でも嬉しい反面、困ったというお話しも時々伺います。

いただいたのはいいけれど、よく見て見たら
寸法があってなかったり しみや汚れがあって
そのあとお手入れが必要になったり
せっかく頂いたから、着たところをお見せしないと・・とプレッシャーになったり


とにかく捨てるのがもったいないから誰かもらってくれないか・・という方も
中にはあったりします
着物って簡単に捨てられない・・その気持ちも分かりますけど。

着物に限らず、なんでもそうですが、人にあげる事、いただく事って
ちょっと考えなくてはいけない気がします。


差し上げる方は、まだ着物をよく分からない知らない初心者の方に差し上げる場合は特に
その方がちゃんと着られるものか、喜んでくれそうか
思いやってくださると嬉しいです。

こんなこというのはいけませんが、ありがた迷惑にならないように

着物を譲ってもらう時、
自分でこれは趣味じゃないな、着ないかな・・て思ったら、
他の方に・・・など、やんわりとお断りすることも必要かもしれません。


形も変わらず、サイズも少々なら大丈夫・・着物ならでは良さなので
気持よく譲ったり譲られたり、できるといいなと思います。



最後までお読みいただいてありがとうございます
ブログランキングに、参加しております。
応援のクリックをしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装(教室・業者)へにほんブログ村

お店のホームページもございます。ぜひご覧ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする