半透明記録

もやもや日記

お知らせ

『ツルバミ』YUKIDOKE vol.2 始めました /【詳しくはこちらからどうぞ!】→→*『ツルバミ』参加者募集のお知らせ(9/13) / *業務連絡用 掲示板をつくりました(9/21)→→ yukidoke_BBS/

荻窪へ行ってきた

2009年12月17日 | 旅の記録

荻窪での収穫。
良い街だった……





荻窪は思ったよりも近かった。そして私はエキサイトし過ぎた。いや、実に楽しかった。



今日は少し冷えるもののとてもよいお天気で、私は気持ちよく電車に揺られながら荻窪へ行ってきました。思ったよりも近かったです。新宿の高層ビル群が心地良さそうに群れているのを見つめながら、1時間とちょっとで到着。乗り換えは何度か必要でしたがとても楽に行けました。


さて、荻窪へはブログでのお友達のペーチャさんに会うために行ったのです。ペーチャさんと私とは割と好みの傾向が近いというか、話が合うというか、そういう感じなので私は以前からお会いしたかったのですが、ちょうど先日ペーチャさんからお誘いいただいたので、張り切って出かけました。

初対面の方とお会いするのはいつも少しばかり緊張します。今日もやはり少し緊張していたのですが、荻窪駅でロシア関係の冊子を持って待っていてくださるペーチャさんを私はすぐに見つけることができました。ペーチャさんはだいたい私が予想していた通りの方でした。要するに、私がすごく友達になりたかったタイプの青年でいらっしゃいます。そういう訳で、私はまたしても初っ端からリラックスしまくりで、最終的にはかなりエキサイトしてしゃべりまくった一日となりました。私があんなにしゃべるのは本当に珍しい…なにがそうさせたのでしょうか。大学のクラスメイトと話しているときもそんな感じになるので、やはり文学部気質みたいなものでしょうか。けれども、そもそもペーチャさんという人は、とても聞き上手なのだと思います。上手く話を聞き出してくれるので、私はつい調子に乗って「あのね、あのね」と一生懸命に話してしまいました。なんにせよ、異常に楽しかったです! てゆーか、全然話し足りないです! 放っておいたら夜通ししゃべりそうな勢いでした。うーむ。ペーチャさんに聞きたいこともたくさんあったのになぁ。私ったら…

ところで、私が【邪宗門】というかなり雰囲気のある喫茶店でお茶を飲みながらそのようにしゃべりまくるようになる前、ペーチャさんにお会いしてすぐに、杉並のアニメミュージアムに連れて行ってもらいました。ここもまたなかなか趣のある場所で、一度行ってみたいと思っていたところです。ここではアニメーションに関する展示物や、DVDを視聴したりもできます。私はペーチャさんおすすめのたむらしげる氏の『くじらの跳躍』と、前から気になっていた加藤久仁生氏の『つみきのいえ』を観ました。

かなり面白かった! これについてはまた後日感想を書けるといいのですが。私はこういうの好きですねー。良かったなー。

それにしても、こういう施設があるといいですね。うちの近くにもあればなぁ。また是非訪れたいです。無料で利用できるんですのよ、なんて素晴らしい!


後ろ髪を引かれつつ、お昼過ぎにアニメミュージアムを出て、この周辺にいくつかあるという古書店を案内してもらいました。ペーチャさんは行きつけの本屋さんであるのか、行く先々でいかにも私が好きそうな本をすすめてくださるので、私はかなり苦悩しました。ほ、欲しい…だがしかし! とか言いながら、性懲りもなく今日も古書を2冊も(ミロラド・パヴィチの『ハザール事典』←ペーチャさんおすすめ!とアレクサンドル・グリーンの『波の上を駆ける女』。いずれも掘出し物。特にグリーンは100円だった…!ので当然)買ってしまう私。ついでに昨日だか今日だかに出たばかりのアストゥリアスの『グアテマラ伝説集』(岩波文庫)も買う。いいもん。どうせいつか買うんだもん。へっへっへ。でも、他にも欲しいのがたくさんあったなぁ。もう少し財力とか財力があったら迷わず買ったところでしたが、また今度。古書店巡りって楽しいですよね!

古書店を巡っている間に、ペーチャさんは荻窪には一風変わった喫茶店があるとおっしゃるので、ではそこへ行ってみようということになりました。しかし、そのお店は開店が遅い時間であるらしいので、一応2時まで待ってから行ってみましたが、2時半少し前に入店しようと思ったら、まだ開店前だったらしく、近くのブックオフでさらに時間を潰します。それにしても荻窪のブックオフは広くていい……。

2時45分になったので、さすがにもう入れるだろうと行ってみたら、今度は入れました。この【邪宗門】という名前からして迫力のある喫茶店は、非常にレトロというかアンティークというか、何と言うか面白いお店でした。別の場所にある同じ系列のお店では奇術が見られたりするらしい…なにそれ面白そう! 私はこういう喫茶店に入ったことはなかったのですが、なんだかとてつもなく落ち着くお店でした。微妙に雑然とした感じが、私の魂に驚くほどフィットします。こういうお店も良いものですね。

静かな店内で、美味しいコーヒーを飲みながら、私とペーチャさんは色々なことについて語り合いました。本当はこの部分が相当に面白かったので、がっつり文章にして残しておきたいところですが、情けないことに私はあんまり一生懸命にお話ししたものですから、何を話したのだか自分でもよく覚えていない…『バラバ』がすげー面白いとかドストエフスキーが意外に面白かったとか、そんな感じのことを必死に話したような気はします。私の話はあまり要領を得ないものであることが多いのですが、ペーチャさんはいちいち面白そうに聞いて下さるので、大変にありがたかったです。

ペーチャさんからも面白い話をたくさん伺いました。特にチェーホフの話は面白かったですね。もっと聞きたいです。チェーホフは私にはいまいち印象のはっきりしない捉えどころのない人物だったのですが、今日ペーチャさんから色々教えていただいて、なんだかまた読めそうな気がしてきました。
ペーチャさんは幅広くて深い知識をお持ちの方なので、私は何を聞いても面白かったです。そして、ロシアSFが好きだという私に『ロシア・ファンタスチカ(SF)の旅』という小冊子を下さいました。なんて優しくて素敵な人! どうもありがとうございました(^^)

しかし、新海誠とかONE PIECE とかあのこともこのことももっと聞きたいことはたくさんあったのですが、気がついたらすぐに夜でした。あらもうこんな時間。名残惜しくてたまりませんでしたが、また是非会ってくれるようにお願いして、荻窪駅でお別れしました。ペーチャさん、今日はどうもお世話になりました♪ とっても楽しかったです! また遊んで下さいね~!


というわけで、私はとても興奮したまま帰途についたのですが、電車を降りてから、興奮し過ぎたのか家の近所で迷い、なんか妙に帰るのに時間がかかってしまいました; 実を言うと、そもそも荻窪で電車に乗る時にも間違えて逆方向のに乗ってしまい…。どうにかこうにか家に辿り着くと、今日は久しぶりに夜空が晴れていて、オリオン座がピカピカと光っているのがよく見えたのでした。美しい。新しい素敵なお友達が出来て、私はたいそう嬉しいです。やる気出たぞーーっ!!

と、無闇に興奮したまま、終わる…;えへへ。
ともかく、ペーチャさん、これからもよろしくどうぞ☆





生活って…

2009年12月15日 | もやもや日記



昨日無事に(←たぶん…)引越しが終わりました。重い段ボールを運んでくれたのは主に引越し屋さんのお兄さん達ではありますが、私もなんだか盛大に疲れました(/o\) はぁ、ともかくこれで一息つけるわい。

それにしても、荷物が運ばれてくる前の部屋は、本当に広々としていて気持ちが良く(おまけに今度はとっても静か! 静か過ぎて不安になるくらいです)、少しの生活道具だけを持込んでいたので多少の不便は感じつつも、シンプルな暮らしもいいものだ……なんてしみじみしていたのに、昨日の朝次々と家財道具が運び入れられて、段ボール箱が積みあがったすっかり馴染みの狭小空間が出来上がりました。うーむ。うーむ……。


悲しみと焦りが胸に広がりますが、とにかく、いつまでも段ボールのままで積んでおくわけにもいかないので、地道に開封作業を続けております。新しい住まいは収納がわりと大きいので、そこへどんどん詰めていきたい。しかし詰めれば良いというものでもないので、なかなか思うように詰まらず…! あー、疲れたなー。
今回はさっさと片付けてしまいたいのでがんばってはいますが、棚を組み立てたり、そこへ物を詰め込んだりしていくと、当然のことながら【生活感】というのが滲み出てきて、私はついつい黄昏れてしまうのでありました。うーむ。物が多いけどスタイリッシュに暮らす、なんてことはやっぱ無理だわなー。いや可能かもしれないけど、私には無理っぽいぞ……。今更ながら、しくしく。




荷解きは大変ですが、新しいところはなかなか快適です(^^)
良かった! これで今年も気持ちよく終えられそうです。わあ~。





がらーん

2009年12月13日 | もやもや日記

一番乗りしたものの……

まだ何もないね。




……疲れました。
引越し作業2日目。昨日、今日とあわせて、5往復ほどしました。が、その作業量で運べたのは、ほんのわずかです。つくづく引越屋さんの仕事ぶりの素晴らしさが実感できました。ほんと、ああいう仕事をしてくれる人がいなかったら、私のような貧弱な人間には、自力で引越すなんて到底できないですよ。助かるなぁ。


古い方と新しい方の家同士が近いので、いくらかは自分で担いで持ってきたのですが、私が持ってこられたものと言えば、Mac-miniとか? ほんの2日間もPCから離れていられないのかと言うと、離れていられません! そう言う訳ですので、さきほど上り坂をひーひー言いながら、miniとモニターその他備品を入れた大きなバッグを背負って上がってきました。残りは引越屋さんにおまかせしようと思います。あー、しんどかった。


それにしても、荷物がまだ全て搬入されていないので、新しい方の部屋はとても広々として感じます。広いなぁ。これくらい広く使えたらいいのになぁ。しかし、明日になれば圧倒的な物量で奴らはやってくるぜ…。圧倒的だぜ。うーむ、なんで私はこんなに持ちものが多いのかしら……(/o\)?

ま、いいか。そんなことよりも、明日荷物を運び入れてもらったら、早速荷解き&片付けをしてしまって、年末の仕事を済ませてしまわないと! あれもこれも放ったらかしだったし。うーむ。がんばろう。。。マンガもあと2ページがまだ仕上がっていないし……(ToT)実は…;



今夜は双子座流星群を見に行きたいから、どうにか晴れてほしいなぁ。




引越しも2度目なら

2009年12月11日 | もやもや日記

積みあがる箱、箱。






明日から3日間かけて、2度目の引越しです。前回の引越しからおよそ1ヶ月半、大半の荷物は段ボールの中に入ったままにしてあったので、今回はさほど荷造りが大変でないものの、それでも面倒ですね……!

しかし、次の住まいは今のところから1kmと離れていない場所にあるので、週末は徒歩で身の回りの荷物を担いで移動し、月曜日に本格的に引越屋さんにお願いして残りの大きなものを運んでもらう予定です(今の時期、平日の方が引越屋さんの手が空いているらしいので)。引越屋さんのお兄さん達は、このあいだは書籍がぎっしり詰まった重い箱を、2つ3つひょいひょいと積み上げて、すいすいと軽い足取りでどんどんと運び出してくれたので、私はすっかり感心したのです。いいなぁ、筋力! やっぱ筋力だよね、と私も張り切って上半身を鍛えるトレーニングをしてみたら、なぜか首を軽く痛めました…(/o\;)……もうダメだ。余計なことはしないでおこう。


それにしても、次では落ち着いて生活できることを期待しています。荷物のほとんどを箱詰めにしたままで生活していても、一応不便なく暮らすことは出来ましたが、落ち着いて活動できたかと言うと、まったく落ち着きませんでした。本も道具もほとんどしまってあったので、積みあがった箱の中から引っ張り出すのもいちいち億劫に感じて、さまざまなことが中途半端に放られてしまいました。なんという心の弱さ…! 我ながら呆れます。

情けないですが、この1ヶ月はほんとうに、私はなにも考えられなかったですし、なんの作業も進みませんでした。このブログの過去1ヶ月分を軽くふり返っても分かりますが、何かについて深く考えた形跡はまったくありません(ここ1ヶ月に限らないかもしれませんが……うっ)。どうしてだか、全然集中できなかった。いやまあ、私はもともと何事にも中途半端でぼんやりとしてはいるんですがね。それが一層悪化したと申しますか。2009年は私の精神活動においては結構辛い1年だったのですが、後半はまさに怒濤のごとく変化する環境にただ流されるだけという感じに過ぎていきました。ほとんど成果がないや。けれど、多分これも良い経験になったとは思います。間違いなくひとつの転機ではあるんだし。

集中できないのを環境のせいにはしたくないけれど、私が環境の変化に左右されすぎるのも現時点では事実であり、不満に耐えたり慣れるだけが解決策でも最善策でもないのかな、とかそもそも私は生活というものをどう考えるべきなのだろう、ということなどについても様々に思いを巡らせた1ヶ月でした。もっとも、そういう思いを文章に書きおこせるほど、まとまった考えには至りませんでしたが。

いずれにせよ、住環境についての問題が仮に解決しても、私にはまだ他にも解決すべき問題が山積しているので、一個ずつ地道にクリアしていければいいのだが……と、これまた私らしくもきわめて消極的なままに今年も終わろうとしているわけなのでありました。あー、もう年末か。よし、来年こそはがんばろう。って毎年のように唱えているけれど、まあせめてそういう心がけくらいは大事ですよね。ねっ。


とにかく、引越しを今度こそきちんと済ませるぞ!
うわ~ん!




ブログがおかしい…?

2009年12月09日 | もやもや日記


昨日から、どうもブログの調子がおかしいような気がします。画像がまったく表示されません。変だなー、変だなーと思っていました。

そして、色々ありまして(数時間前には別の記事を掲載していましたが、それは削除しました;)、結論から申しますと、

 別になにもおかしくなかった……!!


おろおろしている間、私は一時はgooブログの障害を疑いましたが、それはとんだ濡れ衣でした; PCを再起動したらあっさり直ったよ…というか、それを先にやれよという話なんですよね gooさん、ごめんなさい!


ああ、なんか変な記事になってしまったなー(/o\;)
ともかく、おかしなことがあったら再起動! ということを、今更ながら学んだというわけでした。やれやれ。


外国のお菓子

2009年12月08日 | もやもや日記

モンサンミッシェル
と書いてあるように見えるので
たぶんフランスのお土産だと思う




このあいだお土産にいただいた外国のお菓子です。おいしいクッキーでした。御馳走さまでした!!


それにしても、外国のお菓子のパッケージというのは、日本のものとは違った風情があって良いですね。色遣いが綺麗ですし、デザインがシンプルなところもいいです。そして、このクッキーについて言えば、素朴な味わいで大変に美味しかったです。

ウィーンに行ったとき、私も綺麗な包装紙にくるまれたチョコレートをいくつか買ってきました。見ているだけでうっとりするような美しい包装紙だったので、なんだか食べるのがもったいなく、1ヶ月くらいは眺めて暮らしたような覚えがありますね。もう一回行きてーなぁ。

最近は(というか前からかもしれませんが)、輸入食材屋さんなんかでも外国の色々なお菓子が売られていますね。私は【アフターエイト】というミントチョコが好きです。あと【メープルクッキー】とか。


しかし、もちろん日本のお菓子も大好きです。美味しいし、綺麗にパッケージしてあるところも、それだけでなく形が崩れないように多大な工夫がなされていたりするところなんかも好きです。
要するに、私はお菓子が好きだ(ただしマシュマロを除く)、というお話でした(^^)ハハハ






池袋で!

2009年12月07日 | 旅の記録

プラネタリウムのチケット




昨日は、大学時代からの友人こまきさんと、我々的古巣・池袋(←こまきさんがこうおっしゃいましたが、まさに!)をぶらぶらしてきました。
久しぶりにお会いするこまきさんは、あいかわらずすらっとしていて素敵です。まるでこまきさんのお話の登場人物みたいだと私は思うのでした。いいなぁ、私もあのくらいにすらっとしていたら、何を着ても格好良いのだがなぁ。ともかくお元気そうでなによりです。

そういうわけで、お昼前に合流した私たちは、サンシャインのプラネタリウムへ行ってみようということで、早速サンシャインへ向かって歩きます。

私は東京時代にはずっとこのあたりに住んでいたので、非常に懐かしい! 東口は思ったよりも変わっていないので、サンシャイン通りのあれやこれを見るにつけても、悲しかったあの日や楽しかったあの日のことなど青春の一場面が次々と蘇ってくるのでした。それにしても、相変わらず人が多いな。変わらないなー。

サンシャインの上階に、プラネタリウムと水族館があります。いや、実は私はそのことを昨日初めて知ったんですけどね。街の真ん中でプラネタリウムが見られるというのはいいものですね。
さて、プラネタリウムのプログラムは3通りくらいあり、12時からの回は【平原綾香さんの生命のうんたら】とかいうもので、13時からの回は【STARS ディスカバリー・ザ・宇宙】ということだったので、我々は迷わず13時の回を選択します。こういう教養的なもののほうが、なんとなく面白いよね。

上映までの少し空いた時間に、軽く食事をとり、さていよいよ13時のプログラムが開始です。席はわりと埋まっていました。

プラネタリウムには何度も感動させられます。まず真昼の街の一角に架空の夜空を再現するプラネタリウムというもの自体がとても感動的ですし、今回のプログラムの内容も実に感動的でした。人類がこれまで宇宙の謎にどんなふうに迫ろうとしてきたのかを簡単にまとめてありました。また、燃える星の内部、星の死と再生、ブラックホールなどなどのイメージ映像は、私を激しく震わせるのでした。私は星々のことを思うと救われます。人類の、いつかもっと遠くへ行きたいと願うその切実さのことを思うと、なぜだか私は満たされるのでした。ささいなことのために互いに滅ぼし合う愚かさをいまだ乗り越えられていないとしても、やはり人類は美しい。遠くの星の輝きを見つめて、自らの命の短さを忘れてしまったかのように没頭する人々がたしかにいるらしいという、このことは美しい。とかなんとか考えながら、私はひとりで激しく感動していたのでありました。

その後、ジュンク堂で本を眺めて過ごそうということになりました。私はこまきさんからとても刺激的な漫画や小説をいくつか教えてもらいました。今度必ず読んでみたいと思います。すごく面白そう!
私もこまきさんにいくつかの海外文学をおすすめしますが、ゴーチエの『死霊の恋・ポンペイ夜話』が置いてなかったのが残念でした。あと、とりあえずロシアをおすすめしておきました。私はこのところロシアにはまっているものですから。けれどもロシアは結構はずれがないと思われます。
というか、本屋を巡るのもすごく楽しいのですが、見つからないものもあるので、一度みんなでおすすめを持ち寄って読み合ったりしたいですよね(^^)


プラネタリウムが始まる前や、ジュンク堂の喫茶コーナーでお茶したりしながら、私たちは色々なことを語り合いました。

こまきさんは昔からとても優秀な人で、望みさえすれば何でも出来るだろうし、多趣味で器用で情熱的に好奇心旺盛で、真面目で有能なところを私はかねてから尊敬しているのですが、有能な人には有能な人なりの苦悩があるらしく、人生とは悩みが尽きないものなのだなぁとしみじみしました。

くらげのように流されるままに漂う骨無し人生を送り、ないない尽くしでのたうちまわっている私には、もちろん気の利いたことなんて言えるはずもなくただうんうんと頷くだけですが、こまきさんはどういう訳かいつも、そんな私をとてもポジティブにとらえてくださるので、こまきさんの口から語られる《素晴らしげな私》はいったいどこに存在するのかしらと不思議に思いつつも、それが昔からありがたくも心地よく感じるのです。
けれども、私がこまきさんを好きなのはもちろん私のことを良く思ってくださっているからというだけではなくて、彼女の率直さ、思っていることを隠さずに話してくれる素直さ、ゆたかな感情表現、そしてやはり問題に対してすごく真面目なところなんかが好きなんですよね。
こまきさんをはじめとして、私にはこういう素敵な友人がたくさんいます。彼らの前ではさすがの私もしゃんとしたくなる。彼らに少しでもふさわしい人間でありたいと思えてきます。なので、友達と会うのは楽しいだけではなくて、私にとってはとても重要なことなのです。みなさん、いつもありがとう!


今回はこまきさんと色々な話をしましたが、お互いの創作についての話題が私はとくに面白かったです。こまきさんがどういうことを考えながら創作なさっているのか、どういうことを目指して創作なさっているのか、これからはこういうことをやりたいと思っているのか、などなど大変に興味深かったです。また、私の方も、おぼろげに自覚していた私のマンガをどういうものにしたいかという意識がはっきりしたのが収穫でした。こまきさんに説明しようとしたら、不思議とこれまで無自覚だった点についてもすんなり答えられた感じです。「私は大好きな物語が終わってしまうのが嫌だから、せめて自分が描くものには終わりをもうけたくない。だからそもそも始まらないお話、それゆえに終わらない、始まっても始まらなくてもよい世界、終わらないままおそらくどこかへ繋がっていくだろう、そういうものを作りたい」というようなことを申し上げました。

一生懸命に話していて、ふと窓の外を見るともう真っ暗でした。楽しい時はすぐに過ぎてしまいます。私はまだ話し足りないところが大ありでしたが、横浜に越してきた私は今はその気になればすぐにまたこまきさんに会いにこれるんだと思い直し、池袋駅でお別れしました。

ところが、帰りのJRに乗ろうとしてホームの時計を見上げたら、私はうっかりして時間を1時間見間違えていたことに気がつきました。あれ? まだ5時台じゃない…? 6時過ぎてると思って慌ててこまきさんとお別れしてきたのに……(/o\;)
まあ日曜だしね。でも今度はもっとゆっくりしたいですね♪(というか、昨日はちょっと遅刻しちゃってゴメンね;) 楽しかったです! こまきさん、どうもありがとう~!!



そういうわけで、思ったよりもはやくに池袋を出てしまった私は、電車を乗り換えるついでに渋谷をぶらぶらしてみようかという気になり、パルコのあたりまで歩いてみました。……わ、若者がこんなにいっぱい…! とビクビクしながら人ごみをかき分けました。なんだか自分が急激に年を取って感じました。不思議。てゆーか、我ながら何がしたかったんだ?? ついでにユニクロへ寄ってみる。ここでも混雑; そうやって渋谷を堪能して帰りました。

ゆるゆると坂道を上がって歩く帰り道、さっきプラネタリウムでも見た冬の星がひとつだけ見えました(だが、なんという星であったかは思い出せず……私という奴は;)。
私はひとりで夜道を歩きながらも、まだ《脳内こまきさん》との対話はじわじわと続いておりました。そういうことってあるよね?と、こまきさんと会った時にお話ししていたのですが、そういうことってやっぱりあるなぁ!






昨日は晴れ

2009年12月05日 | もやもや日記



今日の横浜は曇り空ですが、昨日はよく晴れていました。

郵便局へ行くついでに、近所の大きな公園をぶらぶらしてきたのですが、この公園の真ん中は窪地になっていて、そこに大きな木が1本どーんと立っています。途中までで放置してありますが、このあいだからプレイ中の『ドラクエ8』にこんな感じの場所があったような気がするなぁ。


来週末から、この公園のすぐそばに引越します。そろそろ荷造りしておかねば!






『ONE PIECE』巻56

2009年12月04日 | 読書日記ー漫画



わたしのサンジさんがさりげなく大変なことにッ……!


というわけで、本日は『ONE PIECE』56巻の発売日でした。インペルダウン編はますます盛り上がりますね~! これは盛り上がっていますね~!!

しかし、実を言うと、はじめのほうは登場人物が多過ぎて、なんだかよく分からなかった私…。加えて、今回はコマ割りがわりと細かく、読むのも面倒くさかった……。だめだ、こんなことでは立派なマンガ読みにはなれない(/o\;)

と、つまずきつまずき読み進めていたのですけれども、56巻の後半は、ほんとうにかなり盛り上がっていて面白かったです。続きが楽しみ!
あー、それにしてもはやくチョッパーとかウソップが出てこないかしら……。

ついでに、来週から公開される劇場版もなにやら面白そうですね~。
いいなぁ、面白いなぁ!
尾田先生にさらなる栄光あれ!!