半透明記録

もやもや日記

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ちょっとお花見に行ってきた

2010年04月12日 | 旅の記録

実は昨日見た桜ではないけれど、これもいちおう今年の桜




昨日は、友人と軽く花見がてら、一緒に食事をしてきました。いつもなら詳細に記録しておくところですが、情報量が多すぎてまとめられないので、今回は簡単に。忘れたくないことだけ書き留めておくことにします。箇条書き、のつもりでしたが、それでも結構長くなってしまったかな……;





* 昼間はものすごく暖かかった。途中の小さな公園の一画には、ぼんぼりのような2色の八重桜が枝垂れて咲いていた。


* ランチに入ったお店で、美味しいコース料理とともに赤ワインを一杯頼んだ。珍しく私はあまり酔わなかった。あまり量は飲めないけど、やっぱりワインは好きだなぁ。


* おいしく楽しく食事をして、おしゃべりをして店を出た。例によって猛烈にしゃべりまくった。私のもやもやは、友人の知性の輝きに照らされて、いくぶんスッキリしたものとなって返ってきた。ありがたい。あれは同情というよりも「共感」であったのだ。そうか、なるほど…。
「ちょっと長居してしまった。3時くらい?」と思ったら、4時近かった。長居し過ぎ、堪能し過ぎ。


* 花見も終わりかけの桜並木の坂道をゆるゆると下る。
 桜の木の下のベンチに腰掛けたおばあさんの傍らには乳母車が置かれていて、赤ちゃんが中にいるのかと思いきや、真っ白い大きな猫が布にくるまれて大人しく座っていた。やたらと和む。植物園の手前で、赤い首輪をつけたふっくらした可愛い猫とすれ違った。相変わらず、猫多発地帯。


* 植物園には時間が遅くて入園できなかったので、その外周を、まだまだおしゃべりを続けながらグルリと歩く。外周を一周したことはなかったが、このあたりは私にはとても懐かしい場所なので、初めて通る道の知らない家並にさえ、いくらかしみじみとした。


* 植物園の周りを周り切って、駅の方向へ向かうと、そこもまた私にはとても思い出のある場所なのだが、この時もいつかのように道沿いの桜がはらはらと盛大に花びらを散らせていた。夕方になってやや曇り、友人がこれからのお天気を携帯で調べてくれている間、私たちは小さな丁字路に立ち止まり、歩き出したときに強まった風が、雪みたいに花びらを散らせていた。ほんとうに雪のようだった。いつかこの日のことを思い出すとき、私はきっとこのことをまず最初に思い出すだろう。懐かしすぎる土地で、懐かしさと若干の後悔のために私の心は密かにキリキリと痛んでいたけれど、新しく美しい思い出が追加されたから、なんだかもうしばらくはまた大丈夫なような気がした。


* 池袋へ。そして当然、本屋へ。そして、友人によるレクチャーを拝聴。相変わらず友人の語り口は情熱的かつ魅力的なので、私はたまらず数冊購入。その会話の流れで、私自身は漫画(特に恋愛もの)には「まったり感」とか「和み」を求めているらしいことが判明。これは自分でも驚いた。ドロドロしたのは嫌だとか言ってみる。しかし同じ口で私は小説は暗黒なのが好きだと言うのであった。まあ私は恋愛小説を読まないから単純には比べられないのだけれど。でも小説では、私が究極に美しいと思っているある愛を描いた短編では、最後に二人は死にます。死あるのみ!…全然まったりできないぜ。


* 池袋では夕食も一緒に。タイ料理屋さんでは、お得なセットメニューが美味しかった。そしてお店の女の子が猛烈に可愛かった(タイから来た女の子?)。ここでもやっぱりおしゃべりの続き。


* 帰宅。頭の中にいっぱい詰まっていた私は、やっぱり夜はなかなか寝付けなかった。興奮し過ぎ。情報を、情報を整理しなくては。と思いつつ、買ってきた漫画を早速読み始め、和みつつ転げ回り、興奮した私は夜中になぜかオネエ言葉で友人にメールを出してしまう。ただいまループ読み中。



というわけで、楽しい一日でした♪ お花見にぎりぎりで間に合って良かったです。

相手との対話によって、自分ひとりで考えていたときにはハッキリしなかった事柄が、ある程度まとまった形として現れてくるというのがいつものことながら面白いです。やっぱり人と会うのは楽しいものですね(^_^)