半透明記録

もやもや日記

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さらば、親不知!

2009年09月28日 | もやもや日記

君のことは忘れないよ…っ!
とか、言ってみる。







本日、とうとうすべての親不知を抜き終わりました。ふへー。疲れた。
というわけで、例によって抜歯の一部始終を記録しておこうと思います。今回はあまりグロ注意でありません。


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最後の1本ということで、抜歯にもすっかり慣れた私は、たいして緊張もせずに歯科医院のドアを開けました。いくぶん投げやりな気分でもあるのですが、やあ、とにかくこれでようやく終わりだぜ。

そして今回も時間通りに治療開始。H先生に歯を抜いてもらうのは、これで3回目にして最後になります。お互いに慣れてきたので、挨拶も説明もそこそこに麻酔をかけてもらいました。

前回、左下奥の親不知を抜いた時は、奥歯をぐいぐいと圧されて顎が外れてしまいそうなほどに痛くて、つい途中でくじけそうになった私は、今回もそれなりの覚悟をして抜歯に臨みました。多少うまくいかなくて痛んだって仕方ないさ。H先生はまだお若いんですもの。私を踏み台にして、どんどん抜歯の技術を上げてくださればよろしいわ。と、そんな気持ちでした。

と、ところが……!!

ぐぐっ。

むっ、さあ、顎を圧されるぞ。さあ、こい! 今日は踏ん張るぞ! となけなしの勇ましさを魂の底から絞り出してアガアガと大口を開けた私でしたが、驚いたことに全然顎は痛くありません。

3度目のH先生は、まるで別人です。今日のH先生は、圧しているのと反対側の顎を手で押さえるという新たな技を得ていました。おお! こうやって固定されていれば全然痛くないです! すごい! 超新発見!(でも出来れば前回の時に気がついていて欲しかった…!) と、顔に掛けられたタオルの下から薄目でH先生に流し目を送るほどの余裕があった私でしたが、次の瞬間には

めりっ。

さっさっ。

と、魔法のようにすんなりと、最後の親不知は抜かれてしまったのでした。すご~い! えー、前回のあの苦労はいったい何だったの?? 本当にH先生ですよね? 中身が入れ替わってるとかないですよね? まあ、私としては、あっさり抜けたから、この際H先生だろうが誰だろうが構わないわけですけど。それにしても、あっさり終了です。拍子抜けしました。はぁ~。

おまけに、歯が抜けたところになにやら塗られて、しばらく放置されたのですが、どうやら止血と関係あるらしい。私はこれまでの抜歯では血が止まらなくて一晩中苦しめられるというパターンが続いていたので、これで本当に血が止まるならありがたいところです。というか、最初の時からやってほしかったな。でも新しい技術なのかもしれません。なんか、今回はこれまでとはずいぶんと勝手が違います。えらくスマートですね。
で、しばらくすると本当に血が止まりました。どビックリ。

そして、「もう抜歯は4度目ですから、色々省略しますね」と、諸々の説明は華麗に省略してもらって、今日はあんまり呆然ともしないで元気に帰ってきたのでありました。おつかれさまでした。はー、終わった。
(しかし、止まったはずの血は、帰宅途中で再び滲み出しました。でも少しだけ。今晩は安眠できそうです。やった…!)


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急ぎ足で1ヶ月の間に4本も抜歯した私。もう抜歯はこりごりです。そもそも、親不知があと30年ほど顎の奥のほうでじっとしてくれていたならば、私はこんな目に遭わずに済んだものを…。しくしく。

でも、とりあえず終わってほっとしました。あとは抜歯後の痛みと数日間の絶食に耐えるだけです!! わぁ~、実はこっちのほうが辛いのだった……とほほ;