これでもそろそろ
大人になるところなのです
このあいだの日曜日は、スカパーの無料開放デーだったので、いつもは観られないアニマル・プラネットとか、ディスカバリー・チャンネルとか、アニマックスなんかを視聴しました。
アニマックスでは名探偵コナンくんを観るのが楽しみです。大昔に地上波で放送されたものの再放送なのですが、今月分のコナンくんは大変に面白かったです。あんなに爆笑したのは久しぶり…ちなみに「四回殺された男」とか何とかいうタイトルでした。俳優のおじさんが嫌な奴なので、共演者から殴られまくりという壮絶なお話でした。アハハ! すげーな!
それはさておき、アニマル・プラネットでは猫の生態についての特集をやっていました。猫好きの私は当然観てみたわけですが、猫というのは、大体2ヶ月くらいで大人になるというのは本当でしょうか。びっくり。なんという成長のはやさ。にしても、猫って、何をやってもかわいい~。
しかしその一方で、品種改良の結果、現在のシャム猫の顔や姿が40年前とはまるで違っていることなんかも分かりました。猫にも流行があるということで、なかなか複雑な気持ちにさせられます。野良猫との共存の問題なども難しいですね。
海外のドキュメンタリーはこのようにバランスがとれたつくりになっているので、面白いですね。
こんな感じで、最近の私は海外ドキュメンタリー熱がまた上がりそうです。
このあいだはBS海外ドキュメンタリーの食を巡るシリーズをいくつかみたのですが、これまたとても興味深いものでした。若いアメリカ人がほとんどコーンで出来ているなんて、興味深いですよね。どういうことだ?と思いますよね。明るく楽しい雰囲気で作られた番組でしたが、内容は結構ハードでした。牛肉を食べているつもりが肉じゃなかったとか、恐ろし過ぎますね。牧草の代わりにまずいコーンを食べさせられて育った病的な牛の肉を人間がうまいうまいと食べている。なかなか恐ろしい光景でありました。
イギリスの番組で、低価格食品で1ヶ月暮らしてみた、というドキュメンタリーも面白かったです。低価格食品が何故安いのか、それを売り出すスーパーは何を企んでいるのか、莫大な利益を上げながら社会に貢献しようとは思わないのか、などなど、かなり突っ込んだ内容でした。さすがイギリス。
ちなみに、低価格食品で一ヶ月暮らした家族が実験を終えた後、「中華が食べたい!」と叫んでいたのが印象的でした。うんうん、美味しいですものね、中華料理は。
あとはBS朝日のBBC地球伝説も愉快です。昨日はローマ時代にカエサルが建造した橋を再現してみるという番組をやっていました。これは再放送で、私は前回の放送のときにも観たのですが、楽しいのでもう一度観ました。何度観ても面白い。笑えます。この古代建築に挑むシリーズは、かなり面白いです。古代のテクノロジーを推理しつつ設計し、一週間という短い期間で、おもに人力で当時の建造物を造ってみるという企画が、刺激的です。出来るだけ当時可能だったはずの技術でやり遂げたいのに、どうしても出来なくてクレーンを使っちゃいました…;みたいなところがご愛嬌。しかし、こういう「やってみた」系の番組は盛り上がりますね。楽しい。
ドキュメンタリー番組の良いところは、観ただけでちょっと分かったつもりになれるところでしょうか。もちろんそれだけで済ませようというのはいけないことなのかもしれないですけれど、少なくともそこに何か問題があるのだということに、観てはじめて気づくこともあるので、やはり時々は観ようかと私は思っています。