半透明記録

もやもや日記

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分量はどのくらい? と本のかたち

2007年11月10日 | 同人誌をつくろう!
さあ、今週は新しい議題に入りたいと思います。


みなさま、作品の分量としては、どのくらいになるご予定でしょうか?

私はと申しますと、私はマンガですので、6頁~10頁くらいいただきたいな…と思っております。


「だいたい、これくらいになりそう…」という見当がついていらっしゃる同人の皆さま、本の版型を決める際の参考にいたしたく、ご報告いただけると助かります。

「だいたい」でいいですよ、「だいたい」で。
「何頁欲しい」とか「何千字くらいになる」とか。

それとも先に本の形を決めた方がよいでしょうか。
「A4版がいい」
「いやそれはでかすぎる。四六版だ」
「まて、まだでかい。文庫サイズにしよう」
「小説は2段組にしたい」とか。
「カラーグラビアを入れなきゃ」とか。

「こういう楽しいことをやろう!」という提案があれば、どしどしおっしゃってくださいませ♪


よろしくお願いします~。

つながった

2007年11月10日 | もやもや日記
うっかりして、松本大洋氏に関する情報を読んでしまった。

今回うっかり知ってしまったことと言うのは、松本大洋氏のお母さん(お母さんがいる人なんです。いや、当たり前なんだけれど)というのは詩人の工藤直子さんである。工藤さんと言えば、台湾に育った方であり、

日本で愛されている桜の花というのを、台湾で見ていた花に比べてるとまるで紙くずのように色あせて味気ないものだと思っていたけれど、親族のどなたかの葬儀の場だったかどこかで桜の花びらが青い空に舞い散っているのを見て初めて、その美しいことを知った。

という文章を私は教科書で読んだ記憶がある。細かいところは記憶違いしているような気もするけれど、それはたしか工藤直子さんだったと思う。強烈な印象だったので、よく覚えている。(と言って間違っていたら間抜けだが)


さらに。松本大洋氏の奥さんは冬野さほ氏である。そうだったのか、妻だったのか。
『ピンポン』だったか『鉄コン筋クリート』だったかの巻末に、スタッフへの謝辞があり、その中に冬野氏の名前があったので、関係者だとは思っていたけど、そうか奥さんだったのか。あのときも「あー、なるほど」と思ったけれど、彼女が松本氏の妻で、作風にもかなり影響を与えているらしいことを聞くと、またしても「あー、なるほど」と思ってしまった。
冬野さほさんの漫画は、大昔に読んだことがある。あまりに詩的かつ独特のスタイリッシュな画面に、当時の私はまったく付いていけなかったという記憶がある。


もうこれでじゅうぶん。どうやらこの人は本当に生きている作家らしいことを改めて知り、愕然。いえ、分かっているんですけど、どうしても分からない。いずれにせよ、これ以上の情報は欲しくない。ような気もする。お姿などは決して拝見したくないと強く願う。これはもう崇拝であると自覚する。

それでも私はただ、この人の言葉を聞きたいと願う。ただひとつのことを語るために、どこまでもただひとつのことを語るためだけのこの人の言葉は聞きたい。


昨日は、『ZERO』を読んだ。
やっぱりただひとつのことを語っているので、私はまた裂けた。