半透明記録

もやもや日記

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冬はこの木

2006年12月24日 | もやもや日記
近所のビルの植え込みに、柊が植えられていて、しかも花が咲いていたので撮影してきました。目立たないのであまり気が付きませんでしたが、注意して探すと、あちこちに植えられていたということに気付きます。

このあいだの金木犀の時期に、ついでに調べてみたら、今まですべて銀木犀だと思っていた樹のうちにも、銀木犀と柊、さらに両者の間の子の柊木犀という種類があるということを知りました。花はいずれも白いんです。葉っぱのトゲトゲがより尖っているのが柊だそうなので、今日見てきたのは柊か柊木犀でありましょう。

白い小さな花の香りは、金木犀に比べるとほとんど無いといってもよいほどに控えめですが、爽やかな気持ちの良い香りがします。

それから、柊と言えば何故か「冬」というイメージがありました。冬のイベントではなにとあのトゲトゲした葉っぱを目にしますよね。クリスマスケーキに飾られていたり、正月のお飾りに使われることもあると言うし、節分にイワシの頭を挿しておくのは柊の枝です。葉っぱがトゲトゲしているものには魔よけの意味が込められていることが多いので、柊にもそういう意味がありそうです。冬は寒くて悪いものも寄ってこないように寒くて何もやる気がしなくなる私などは思ってしまいますが、意外とそういう寒い季節ほど気をつけたほうがよいのでしょうか。そう言われると、そんな気もしてきた。

それはさておき、よく見ると、そもそも柊という字からして「冬の木」と書いているではないですか。気が付かなかった。どうりで「冬」な感じがするわけだ。