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森羅万象 ~ 歩く印象派

民営郵政初日に簡易局68局を一斉閉鎖、公社発足以降最多

2007年10月02日 18時25分21秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2007年10月2日(火)03:04

* 読売新聞

 全国で簡易郵便局の閉鎖が相次いでいる問題で、郵政3事業が民営化された1日、長野県や北海道など16道県の68局が一斉に閉鎖された。

 日本郵政公社から業務を委託されていた個人や農協などが民営化を機に受託を打ち切ったためで、一度に閉鎖された局数としては、2003年4月の郵政公社の発足以降で最多という。郵便窓口業務を担当する郵便局会社は「新たな委託先を探している」とするが、再開が難航する簡易局も多そうだ。

 郵便局会社によると、閉鎖されたのは長野県で19局、北海道で16局、鹿児島県で6局、三重県で5局、愛知、福岡、岐阜県で各3局など。1日現在の簡易局4299のうち、「一時閉鎖」は417局となり、8月末現在の310局から107局増えた。

9月の平均気温、64地点で観測記録更新

2007年10月02日 18時24分42秒 | 地球の不思議・宇宙の不思議
2007年10月01日19時19分朝日COM

 新潟市や神戸市など全国64の観測点で、9月の平均気温が最高値を更新したことが、気象庁のまとめでわかった。西日本全体でも観測史上1位、東日本も2位で記録的な残暑となった。

 同庁によると、月平均気温の最高値を更新したのは秋田市22.4度、新潟市24.7度、名古屋市26.1度、神戸市27.3度、福岡市27.0度など。全国153地点の4割余りで最も暑い9月となった。

 最高気温が30度以上の真夏日も多く、熊本市「29日」、鹿児島市「28日」など45地点で9月の観測日数の最多記録を更新した。広島市の「26日」は61年の「18日」を46年ぶりに大幅に塗り替え、長野市の「16日」は39年の「14日」を68年ぶりに更新した。

 地域全体でも西日本(近畿―九州南部)の平均気温は平年に比べ2.7度、東日本(関東、北陸―東海)は2.1度高かった。46年以降で、それぞれ1位と2位の暑さだった。

 また、9月には各地でサクラの開花が見られ、気象庁にも問い合わせが相次いだ。気象情報会社「ウェザーニューズ」には千葉県の房総半島や広島、高知、熊本などから「狂い咲き」の写真が届いたという。

 同社でサクラ開花予想担当も務める気象予報士の喜田勝さんは「サクラは強風などで葉が落ちると、季節外れの開花を起こす。サクラの狂い咲きは猛暑ではなく、台風が影響した可能性が高い」という。

 ただ、9月の最後の週末は秋雨前線が列島にかかったため、全国的に低温に。関東では11月上旬の寒さとなった。

海自洋上給油、米の補給先「承知せぬ」 答弁書閣議決定

2007年10月02日 18時24分01秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2007年10月02日13時55分

 インド洋で活動する海上自衛隊の補給艦が03年2月、イラク戦争開始直前の米空母キティホークに米補給艦を通じて間接給油していた問題に関連し、政府は2日の閣議で、「補給を受けた後に従事する活動の内容は各国が決定するもので、政府として詳細を承知する立場にない」との答弁書を決定した。間接給油後の最終的な活動内容まで政府として把握していないことを認めたもので、給油活動継続のための新法をめぐる国会での論議にも影響しそうだ。

 政府が江田憲司衆院議員(無所属)の質問主意書に答えた。

 答弁書は、米軍はじめ他国の艦艇への給油にあたっては、テロ対策特措法の範囲内とすることなどを明記した交換公文を交わしたうえで提供しているとした。

 その一方、海上自衛隊から米補給艦を通じて燃料を間接給油した米艦艇の活動については「日本がテロ対策特措法に基づいて補給を行った趣旨を踏まえて各国が決定する」とし、「政府としては、その詳細を承知する立場にない」と答えた。

 さらに01年12月から07年8月末までの米艦艇への給油は計約38万5000キロリットルで、そのうち6割強にあたる約23万6700キロリットルが「補給艦への給油」であることを明らかにした。

 江田氏が、これまでの自衛隊の給油先の艦船名や国籍、給油地点などを明らかにするよう求めたことに対しては、「自衛隊および諸外国の軍隊等の運用に支障を及ぼすおそれがある」として明らかにしなかった。

 キティホークへの間接給油について、防衛省は先月、当初20万ガロン(760キロリットル)としていた給油量を80万ガロン(3030キロリットル)に訂正。対イラク作戦への流用がなかったか、米側に改めて確認中としている。

シリーズ“政治とカネ” (5)岩永元農水相と渡海文科相

2007年10月02日 18時23分43秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
岩永元農水相側に寄付 補助金交付の医療法人

2007年10月02日07時30分朝日COM

 元農水相の岩永峯一衆院議員(滋賀4区)が代表を務める「自民党滋賀県第4選挙区支部」が05~06年、国の補助金を受けている医療法人から寄付を受け取っていたことがわかった。政治資金規正法は国から補助金交付の決定通知を受けた法人に対し、決定日から1年間、政治活動への寄付を禁じている。総額980万円の寄付のうち少なくとも930万円がこの期間内だった。岩永氏の事務所は「認識不足だった。すぐに返金したい」としている。

 岩永氏は05年8~10月、小泉政権で農水相を務め、寄付は在任中にも重なる。寄付していたのは、医療法人「誠光会」(水野光邦理事長)が運営する滋賀県草津市の草津総合病院。厚労省などによると、同病院は05年7月29日に「医療施設等設備整備費補助金」として7000万円の交付決定を受けたのを始め、同年11月には約2500万円、06年3月にも約150万円の決定を受けた。

 だが、05、06年の政治資金収支報告書では、同病院が交付決定を受けた後の05年9月、自民党の同支部に対し、「医療法人誠光会草津総合病院」名で10万円を寄付。同年10月から翌06年12月にかけては毎月30万円を寄付している。また、06年12月には470万円を一括で寄付しており、総額は930万円に及ぶ。

渡海文科相、00年の選挙時にも受注会社から寄付

2007年10月02日12時21分

 渡海文部科学相が代表を務める自民党支部が03年と05年の衆院選公示日の当日や前日に、国の公共工事を施工中の建設会社から各100万円の寄付を受けていた問題で、同文科相は2日の会見で、00年の衆院選前後にも、別の建設会社3社から計442万円の寄付を受けていたことを明らかにした。同文科相は、3社のこれ以外の時期の寄付36万円を含めた計478万円を、用意ができしだい返金するという。

 渡海文科相によると、3社とも兵庫県内の建設会社で、この時期に国の公共事業を受注していたという。00年の寄付の具体的な中身は(1)A社から自公保の党首が衆院解散を決めた5月18日に300万円(2)B社から公示日前の同26日に12万円、選挙期間中の6月15日に100万円(3)C社から投開票日(6月25日)後の同28日に30万円。B社からはこれ以外の時期に24万円、C社からも12万円の寄付があった。

 00年の衆院選は、前回96年の衆院選で新党さきがけの公認で立候補し落選した渡海氏が、自民党に復党して返り咲きを果たした選挙だった。

肥満のままでも糖尿病改善 特定酵素の欠損が鍵

2007年10月02日 17時48分56秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2007年10月1日 02時05分東京新聞

 肥満でも、ダイエットしないで糖尿病やメタボリック症候群を治療できる-。そんな夢のような方法を島野仁筑波大准教授(内分泌代謝・糖尿病内科)らの研究グループがマウスの実験で突き止め、1日付のネイチャーメディシン(電子版)に発表した。

 糖尿病は、膵臓が分泌するインスリンが不足したり効きが悪くなったりして、細胞が血液中のブドウ糖を取り込まなくなる。今回、ある特定の酵素を欠損させることでインスリンの効きが悪くなる状態の「インスリン抵抗性」を改善することに成功した。

 島野准教授は「太り放題でも病気にならない治療薬ができるかもしれない。しかし、あくまで生活習慣病には食事や運動の改善が1番で、それがどうしても続かない患者への手段だ」と話した。
(共同)