気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

仙台市追廻住宅の移転先は「仙台政府倉庫」に

2008年02月17日 20時36分10秒 | 消える街並み
 仙台市は、青葉区川内の追廻地区の集団移転先として、宮城野区新田の東北農政局に隣接する「仙台政府倉庫」敷地を取得し、倉庫を取り壊して平成21年度から市営住宅を建設する方針を固めたようです。

 私も中学まで川内に住んでいたので,追廻住宅国有地で,将来は公園になるそうだという噂は聞いていましたが,あれから40年以上経って,ようやく実現の見通しが立ったようです。

 同じ頃に,仙台西道路の用地買収が始まり,同じ町内会の家も当時の中山ニュータウンに移転しました。

 今回の移転地の「仙台政府倉庫」は,JRの東仙台駅のすぐそばなので,移転地としては悪い場所ではないのですが,川沿いの閑静な場所である,川内と較べると何処も見劣りしてしまうのは仕方ないことだと思います。

 「仙台政府倉庫」は,1936(昭和11)年、仙台市が建設し、低温と常温の倉庫が6棟あり、政府米などを備蓄や保管してきた木造平屋で、三角屋根の外観が特徴でしたが,老朽化のため2005年3月に業務を停止しました。

 戦前に建てられた歴史的建築物の倉庫である「仙台政府倉庫」の解体を惜しむ声も出ています。

 「仙台政府倉庫」は,東北農政局内にあるので中には入れないのが残念です


 「仙台政府倉庫」(その1)


 「仙台政府倉庫」(その2)


 「仙台政府倉庫」(その3)


 「仙台政府倉庫」(その4)


 「仙台政府倉庫」(その5)