気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

失われた駅舎

2011年07月02日 20時10分04秒 | 消える街並み
 平成23年3月11日の東日本大震災で,宮城県内の鉄道は壊滅的な打撃を受けて,常磐線の亘理以南,気仙沼から前谷地を結ぶ気仙沼線,石巻線の石巻から女川間は,まだまだ復旧の見通しさえ立っていない状況です。

 女川町は,津波で街が壊滅し,駅舎も跡形もない状況で,今,女川町が示している構想では,別な山側の場所に線路が移るようになっていて,又,志津川駅も街が壊滅し,代替バスも無く,町民は『陸の孤島』になってしまうのではないかと心配しているようです。

 今はもう見ることが出来ない,JR石巻線の女川駅とJR気仙沼線の志津川駅を職場のS君が蘇らせてくれましたが,それだけでなく,東北の復興の希望の鉄道である『はやぶさ』も,一緒に描いてくれました。

 “平成23年3月11日に発生した未曾有の大震災,失われたものは,あまりに多すぎます。すべてを元通りにすることはできません。となれば,より良い未来を創ることが,私達の使命"と,このポストカードで彼は書いていますが,まさに,このような大災害の時こそ,冷静に淡々と着実に仕事をしなくてはいけないと思っています。

 みやぎの復興に向かって,1つずつ前向きに進んでいきましょう。

 女川駅と志津川駅そしてはやぶさ


 2007年10月に撮った女川駅


 女川駅前には「ぽっぽの湯」もありました


 女川駅のホーム


 女川町浦宿を走るC11