気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

『東北学院中学・高校』の跡地

2005年11月21日 20時44分25秒 | 消える街並み
 仙台の東二番丁付近を久しぶりに歩いていたら、なんと『東北学院中学・高校』の校舎が跡形もなくなっていたのを見てビックリしました。
 『東北学院』は、東北屈指の私立校で、特に高校は近年、有名大学の進学の凄く伸びているそうで、今年4月に仙台市東部の宮城野区小鶴というところに移転したようです。

 載せた写真を見てください。学校跡地の空間の先に仙台で一番高いビルであるSS30(エスエスサーティ)と言われるビルが見えると思います。
 SS30の前には、仙台一のお嬢様学校として有名な『宮城女学院』が1980年までありました。
 長い間空地で1989年にSS30が出来たのですが、1983年12月には、「西部警察PartⅢ」のロケが行われ、当時は凄い騒ぎでした。
 しかし、TV放映された時は、運悪く選挙速報と重なり、画面の1/3は選挙速報が映っていたのを思い出します。

 学院高校が移転して、旧仙台の市街地にあった高校で残っているのは、『常盤木学園』くらいになってしまいました。
 仙台は“杜の都”と言われていますが、違った呼び方では“学都”と言われていましたが、『東北大』のキャンパスも青葉山に移転すると、街中には小中学校以外はなくなってしまい、“学都”と言う言葉が死語になりそうです。

 すっかり風景が変わった『東北学院中・高校』跡地