信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

サフラン

2009年11月05日 | 日記
 2004年の浜名湖花博会場で「球根のまま、室内に置いといても咲くよ」と勧められて買ったサフラン、芝生の中に植えていたのが咲き始めました。薄紫の花の中に長いめしべが3本、ダラッと横たわっています。このめしべを乾燥させたものが、香辛料の「サフラン」。
     アヤメ科Iriaceae  クロッカス属 Crocos  学名Crocos sativus L.
『サフランの名はアラビア語で黄色い意味のsahafaranに由来、ギリシャ語では紐の意味のクロコスkrokos。アラビア人が広く交易したためサフランという名が普及。』
サフランの花150個から1gしか取れない高価なスパイス、1g=500~1000円。昨年モロッコの薬局で買って冷蔵庫に入れたままにしていたのを思い出し、包みから出して点検。熱湯を注ぐと、一瞬にしてカップの中が黄色に染まりました。しかし芳香は消失。
庭に咲いた貴重なサフランのめしべとYさんの蜂蜜で「サフランティー」というものを入れてみました。きれいな色と良い香りを味わえて、満足です。
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