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外耳炎に注意

2021年06月22日 12時31分46秒 | 健康
  耳の穴の皮膚が傷つき、炎症を起こす「外耳炎(外耳道炎)」。 耳掃除が原因になりやすいが
  最近ではイヤホーンの使いすぎで発症するケースも多いという。
   耳にかゆみや違和感、痛みが出たら注意した方がよいそうですよ。

  耳の入り口から鼓膜につながる部分を外耳道と呼ぶそうです。 ここは皮膚が薄く物理的な
   刺激によって炎症を起こしやすいそうです。 外耳炎は比較的身近な耳のトラブルだが、
   初期症状のかゆみや違和感が気になって頻繁に触ってしまうと、症状が悪化しかねない。
   かゆみが強くなったり、痛みが出てきたりする場合があるそうだ。
  外耳炎はもともと耳掃除のやりすぎや補聴器が原因になることが多かったそうです。しかし
   今は、新型コロナウイルスの感染が広がり、リモート環境で仕事や勉強をする人が増えた
   ここ1年ほどの状況をみると、イヤホンの使用が原因となる例が目立ってきているという。
  耳鼻咽喉科専門医で大阪大学医学部の“前田助教”は「イヤホンの使用が長時間になるほど、
   外耳炎になるリスクが高まる」と指摘。 外来診療を通じてこうした傾向に気づき、SNS
   で注意を呼びかけたそうだ。 実際に心当たりのある多くの人から反響があったという。

 周囲の環境が許すときはイヤホンではなく、スピー
 カーで音声を聞いたり、ヘッドホンを使ったりして
 外耳道への刺激はなるべく避けるようにしたい。
 前田助教は「イヤホンを使う場合は長時間にならな
 いように注意するのはもちろん、付着した汚れを拭
 き取り、清潔に保つことも大切だ」と強調。
 耳鼻咽喉科日本橋大河原クリニック(東京・中央)
 “大河原院長”は「入浴後に綿棒で耳掃除をしたり、
 耳の中に入った水を吸い取ろうとしたりする人が多
 いが、外耳炎の原因となるのでやめたほうがいい」
 と助言しています。大河原院長によると、耳には自
 浄作用があり、耳あかなどの汚れは自然に外へ出て
 くる仕組みになっている。
  だからこそ耳掃除のやりすぎは禁物だという。 とりわけ「綿棒は耳掃除には適さない」と。
  市販の一般的な綿棒は太くてかたいものが多く、耳あかを取ろうとして、かえって耳の奥へ
   押し込んでしまいやすいことが多い。

  大河原院長は「『耳の中に水が入ったままにしておくと中耳炎になる』という説があるが、
   無理に出そうとしなくていい」とも話す。 単に水が入るだけでは中耳炎にはならない。
   むしろ水を出そうとすると、耳の奥まで無理に綿棒や指を入れてしまうと、外耳道だけ
   でなく、鼓膜まで傷つけることがあるので注意してほしいという。

  米国では耳鼻咽喉科の診療ガイドラインなどに「健康な状態ならば、耳掃除は必要ない。 
   耳の中にモノを入れるべきではない」といった内容が明記されているという。
  日本ではそこまで強い指針は示されていないものの、耳掃除をする場合、耳の入り口付近
   までにとどめておくのが望ましいようです。 前田助教は「耳あかが詰まりやすい人は 
   耳鼻咽喉科を定期的に受診して、耳掃除をしてもらうとよい」と話している。
  耳にかゆみや違和感があるときにはイヤホンの使用や耳掃除は控えておく。 一過性の症
   状ならしばらくすれば自然に治る。 外耳道への刺激を控えていても、かゆみが続いて
   触らずにいられない、痛みや腫れ、ただれがあるといった場合には耳鼻咽喉科を受診す
   るようにしたい。

  外耳道の皮膚にできた傷から真菌(カビ)が入ってくると、外耳道真菌症を引き起こすことが
   あるそうだ。 外耳道真菌症になると、強いかゆみや耳だれ(耳漏)といった症状が起こる。
   いずれにしても、外耳道に過度な刺激を与えないことが肝要だそうです。 
   「耳」=聞こえないと大変ですから大事にしていきましょう・・。

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