農業じゆう人

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えっ? 鉛筆だけで

2024年09月11日 12時39分36秒 | 世間
 モチーフの質感や反射の映り込み迄、まるで写真
 のように精巧に表現する鉛筆画家“大森さん”(30)
 (岡山市)の左の作品が話題だ。 SNSに投稿する
 と大反響を呼び、今年5~6月には自身初の個展
 を開催するまでに至った。大森さんは「自分が好
 きなことを突き詰めた作品を通じ、人はいろんな
 可能性を持っているんだと感じてほしい」と話す。
 きっかけは23歳だった2017年、大森さんの
 作品を姉がツイッター(現X)に投稿したことだ。
  約280時間をかけて水滴のついたボルトとナットを描き、金属の質感や光沢までリア
   ルに再現した作品に当時約30万件の「いいね」が付いた。 大森さんは「今は自分
   で発信できる時代だ」と、SNSを中心にした制作活動を始めた。

  まず題材を写真に収め、これを基に描く。 写真の出来栄えが作品の完成度を左右する
   ため「美しいと思う瞬間が撮れるまで時間をかける」。
  幼少期から一つのことに集中するのが得意だが、複数のことを同時に進めるのが苦手だ
   った。 デザインを学べる大学に進学するも、多くの課題をこなすのが難しく中退。
   精神的な不調で22年に活動も休止した。
  そんな中、声をかけたのが岡山県瀬戸内市立美術館の”岸本館長”だ。 「作品を見て衝
   撃を受けた」と23年、鉛筆画から離れていた大森さんに個展の開催を持ちかけ、大
   森さんが「求めてもらえるなら」と応じた。
  腕時計や蛇口など15点の作品を披露した個展は盛況で、同館の個展では異例の来場者
   1万人を突破。 岸本館長は「次は全国に感動を届けたい」と語り、県外での個展開
   催を目指す。  大森さんは「来場者の反応を直接見られて励みになった。 今後も
   驚いてもらえる作品を描きたい」と意気込んでいる。
   腕時計の作品を見て、これって写真だろ!と感じました。 それくらい凄い作品だ。
    県外で個展が開かれるのならぜひ一度見に行きたいと思っています。