顔や手足に現れるイボ。 多くはウイルス感染が原因だが、加齢や紫外線によるものもある。
見た目を気にするあまり、自己流のケアで悪化させてしまうことが多くあるんだそうです?
適切な治療には、やはり皮膚科を受診し的確な診断が一番のようです。
イボは手足や顔などの皮膚にできる小さな突起物。 医学的にはイボは「疣贅(ゆうぜい)」と
呼ばれ、ウイルス感染によるものと、そうでないものがあるという。
東京女子医科大学八千代医療センター(八千代市)皮膚科でイボ外来を担当する“三石准教授”は
「イボが大きくなったり、数が増えたり、市販薬で治らなかったりした場合は、悪化を防ぐ
ためにも早めに皮膚科を受診して!」と勧めているという。
■ウイルス性のイボはいじったり、自分で取ったりすると、逆に増えることも・・。
■「皮膚科で適切な治療を受ければ、早いと1カ月ほどできれいに治る」という。
ウイルス性イボで最も多いのが、手足などにできる尋常性疣贅だそうだ。
丸みをおびた形で表面はザラザラしている。 多くは肌色や白色、褐色で、痛みはない。
原因はヒトパピローマウイルス(HPV)。 ひっかき傷やささくれなど、皮膚の小さな
傷口からウイルスが入り込んで感染するものだそうだ。
「現在200種類以上のHPVが見つかっていて
感染した型でイボの種類が決まる」と三石准教授。
「イボは良性腫瘍で、がん化の心配はない」。
液体窒素を侵した綿棒を患者に押し当て、表皮の
細胞ごと破壊して治療する(凍結療法)。
顔や腕などにできる平たいイボは扁平疣贅。
20~40代の女性に多く、「にきびだと思って
自分でケアして、イボが増えたという例もある」
と三石准教授。「自己判断せず、皮膚科医の診断
を仰いで」。 三石准教授はイボに薬剤を塗って
免疫を刺激する「接触免疫療法」を使うことも。
ハトムギ由来の漢方薬、ヨクイニンは体の免疫を
活発にする作用があり、ウイルス性イボには効き
目があるという?
処方薬のほか「市販薬でも100%のヨクイニンエキスだと効果が期待できる」。
足の裏にできたイボは、タコやウオノメと間違いやすいため「表面部分を少し削って見分ける」
と・・ひふのクリニック人形町の“上出院長”。
「イボは表面近くまで血管が通っていて削ると赤い出血点が見える」
角質が厚い足の裏は凍結療法が効きにくいため「医師が高濃度のサリチル酸軟こうを処方する
ことも」あるという。 周りにうつさないよう、スリッパや足拭きマットの共有は控える。
ただ「ウイルスに接触してもうつらない人がいるので神経質にならなくてもいい」そうだ。
外陰部や肛門周囲にできる、先のとがったイボは「尖圭コンジローマ」というもの。
これは性感染症の一つなので、注意が必要だと指摘。 有効成分のイミキモドが入った
塗り薬(処方箋)で治るので・・受診してしっかり治療した方がいい。
子供に多い「水イボ」は軟属腫ウイルスが原因。 表面がつるつるで光沢があり、中央が少し
凹んでいる。 プールで肌が乾燥した子供にうつる例が多いという。
「局所麻酔のテープを事前に貼り、ピンセットでつまんで取る」とよいそうだ。
ウイルスとは無関係のイボもあるという。
「老人性イボ」と呼ばれる脂漏性角化症は、紫外線や加齢が原因だそうだ。
褐色や黒色でボタンのような形が特徴だという。 液体窒素の凍結療法で治療するそうだ。
中高年になって首や襟元などにできる褐色のポツポツ、スキンタッグ(軟性線維腫の一つ)を
美容面から気にする人も多い。 「皮膚科医がハサミで切り取ると、痕が残りにくい」
一人で悩まず、皮膚科医の診断を受けてタイプに合った治療を始めるのが一番のようです。
見た目を気にするあまり、自己流のケアで悪化させてしまうことが多くあるんだそうです?
適切な治療には、やはり皮膚科を受診し的確な診断が一番のようです。
イボは手足や顔などの皮膚にできる小さな突起物。 医学的にはイボは「疣贅(ゆうぜい)」と
呼ばれ、ウイルス感染によるものと、そうでないものがあるという。
東京女子医科大学八千代医療センター(八千代市)皮膚科でイボ外来を担当する“三石准教授”は
「イボが大きくなったり、数が増えたり、市販薬で治らなかったりした場合は、悪化を防ぐ
ためにも早めに皮膚科を受診して!」と勧めているという。
■ウイルス性のイボはいじったり、自分で取ったりすると、逆に増えることも・・。
■「皮膚科で適切な治療を受ければ、早いと1カ月ほどできれいに治る」という。
ウイルス性イボで最も多いのが、手足などにできる尋常性疣贅だそうだ。
丸みをおびた形で表面はザラザラしている。 多くは肌色や白色、褐色で、痛みはない。
原因はヒトパピローマウイルス(HPV)。 ひっかき傷やささくれなど、皮膚の小さな
傷口からウイルスが入り込んで感染するものだそうだ。
「現在200種類以上のHPVが見つかっていて
感染した型でイボの種類が決まる」と三石准教授。
「イボは良性腫瘍で、がん化の心配はない」。
液体窒素を侵した綿棒を患者に押し当て、表皮の
細胞ごと破壊して治療する(凍結療法)。
顔や腕などにできる平たいイボは扁平疣贅。
20~40代の女性に多く、「にきびだと思って
自分でケアして、イボが増えたという例もある」
と三石准教授。「自己判断せず、皮膚科医の診断
を仰いで」。 三石准教授はイボに薬剤を塗って
免疫を刺激する「接触免疫療法」を使うことも。
ハトムギ由来の漢方薬、ヨクイニンは体の免疫を
活発にする作用があり、ウイルス性イボには効き
目があるという?
処方薬のほか「市販薬でも100%のヨクイニンエキスだと効果が期待できる」。
足の裏にできたイボは、タコやウオノメと間違いやすいため「表面部分を少し削って見分ける」
と・・ひふのクリニック人形町の“上出院長”。
「イボは表面近くまで血管が通っていて削ると赤い出血点が見える」
角質が厚い足の裏は凍結療法が効きにくいため「医師が高濃度のサリチル酸軟こうを処方する
ことも」あるという。 周りにうつさないよう、スリッパや足拭きマットの共有は控える。
ただ「ウイルスに接触してもうつらない人がいるので神経質にならなくてもいい」そうだ。
外陰部や肛門周囲にできる、先のとがったイボは「尖圭コンジローマ」というもの。
これは性感染症の一つなので、注意が必要だと指摘。 有効成分のイミキモドが入った
塗り薬(処方箋)で治るので・・受診してしっかり治療した方がいい。
子供に多い「水イボ」は軟属腫ウイルスが原因。 表面がつるつるで光沢があり、中央が少し
凹んでいる。 プールで肌が乾燥した子供にうつる例が多いという。
「局所麻酔のテープを事前に貼り、ピンセットでつまんで取る」とよいそうだ。
ウイルスとは無関係のイボもあるという。
「老人性イボ」と呼ばれる脂漏性角化症は、紫外線や加齢が原因だそうだ。
褐色や黒色でボタンのような形が特徴だという。 液体窒素の凍結療法で治療するそうだ。
中高年になって首や襟元などにできる褐色のポツポツ、スキンタッグ(軟性線維腫の一つ)を
美容面から気にする人も多い。 「皮膚科医がハサミで切り取ると、痕が残りにくい」
一人で悩まず、皮膚科医の診断を受けてタイプに合った治療を始めるのが一番のようです。