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シニアカー

2022年11月26日 12時44分54秒 | 話題
  高齢になり、車の運転に不安を感じるようになり運転免許証の返納を考えています。
  しかし、買い物や通院の手段がなくなると困るので免許がなくても運転ができる
  という 「シニアカー」を利用したいと思っている。 購入や運転の際の注意点、
  シニアカー のメリットやデメリットを教えてほしいとの声が多くあるという。

 人生100年といわれるなか、免許を返納した後も積極的
 に外に出て社会に参加することは生活の質の向上に欠かせ
 ない。シニアカーは買い物や通院にとどまらず、同じ趣味
 を楽しむ友人と出かけたり地域貢献活動に参加したり、様
 々なシーンで活躍を期待できる。シニアカーは一見すると
 バイクのような形をしているが、電動車椅子の一種です。 
  最高速度は時速6㌔㍍で、人の一般的な歩行よりわずかに早い程度。 基本操作も
   簡単で、アクセルレバーを握ると前進、手を離すと止まる。 方向転換は自転車
   と同じ要領で、ハンドルを回すと左右に曲がる。 細かな運転コツや危険回避に
   関しては、電動車いす安全普及協会が発行するガイドラインや各社のカタログな
   どにまとめられている。 同協会事務局の“田沢さん”は「疑問点があれば遠慮せ
   ず販売店に尋ね、不安を解消してほしい。 購入する前に十分に試乗することも
   重要なことです」と話しています。

 道交法上は歩行者 自働車の運転に慣れた
 人には物足りなく感じるかもしれないが、
 注意は必要だ。シニアカーは道路交通法で
 「歩行者」に当たり、原則は歩道を通行す
 る。歩道のない道路では対向車などに注意
 しながら、道路右側を走らなければならな
 い。郊外や農山村での利用も要注意です。
 あぜ道を走って田畑に転落する事故をニュ
 ースで知った人もいるでしょう。アスファ
 ルトで舗装されていない道路も走れるが、
 田沢さんは「幅が狭かったり凹凸が激しか
 ったりする道での運転のほか、踏切の横断
 はできるだけ避けるべきだ。溝の大きさに
 も注意したい」と話す。坂道を含め走行可
                    能な傾斜の限界は車種によって異なる。
  販売店で教わったり取扱説明書を読んだりして購入前に把握しておきましょう。
  また「夜間や雨天時の利用は避けるべきだ。やむを得ず利用する場合は介助者と
   一緒に移動する」と田沢さんは注意喚起する。 走行距離も車種によって異な
   るが、多くの車種で最長30㌔㍍ほど走ることができるという。 走行中にバ
   ッテリーが切れてしまった場合はクラッチレバーを「手押し」の状態にして邪
   魔にならない場所に避難したり、周囲や家族の助けが必要になったりする。
   乗る前にバッテリーが満タンになっているかを確認しましょう。

 よく行く店に確認
  シニアカー乗車したままスーパーなどの店内で買い物ができる場合もある。 
  事前に店舗に電話などで確認すれば、トラブルを避けられる。 頻繁に訪れる施
   設にも問い合わせをして確認しておけば、シニアカー購入の判断材料になる。
   店舗内で利用する際には、ほかの買い物客らと接触しないように速度を最低時
   速に落として移動する。 病院では施設内では施設内への乗り入れが禁止され、
   貸し出しの車イスに乗り換えを促されることも多い。
  購入場所は電動車椅子の専門店や自動車販売店などで、30万~40万円台の製
   品が多い。 スズキやセリオ(浜松市)など、大手の定番車種は30万円台後半
   だ。 20万円台のモデルもあるが、積載量などに制限がある。 オンライン
   でも購入できるが「定期点検や万一のときの補償など、サポートが不十分な場
   合もある」セリオ営業推進部の“内藤さん”。 免許を返納する際に自家用車も
   売却するのであれば、購入費用に充てるのも一案です。

 レンタルで試す
  病気やケガで一時的に歩行できない場合に役立つレンタルサービスもある。
  定額料金の範囲内で消耗品のバッテリー交換などがあり、数カ月~1年といった
  期間での利用には向く。 「レンタルで試しに使ってみた後で、購入を判断する
  のもよい」(セリオの内藤さん)。 要介護度や身体状況によっては、レンタルに介
  護保険を適用でき、1~3割の自己負担で利用できる。
  電動車いす安全普及協会によると、ハンドル型のシニアカーの出荷台数のピーク
  は2000年度の2万9000台。 介護保険制度でシニアカーが貸与品目の対
  象となったことが主なきっかけだったようだ。 19年に東京・池袋で起きた高
  齢者による交通事故を機に免許返納が進み、再注目されている。
  シニアカーについては家族からの問い合わせも多いという。 特に高齢の親と離
  れて暮らす人は、免許返納時の移動の選択肢の一つとして示すのもいいかもしれ
  ない。 我が街でもよく見かけるようになりましたので、普及しているようです。
  ただ、まだまだその台数は限られているのではないでしょうか‥‥。