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脱スマホ

2022年11月23日 12時38分06秒 | 世間
  あっ、気づいたらまたスマートフォンを開いている‥‥。 家で、通勤電車で、そんな場面
   ありませんか? スマホの使用時間が増えると、依存につながることも、普段からできる
   対策を聞いてみました。

  スマホゲームなどのネット依存の専門治療をする久里浜医療センター。 ”樋口 名誉院長”
   はコロナ禍によってネットの過剰使用は増えていると感じていると‥。 受診者の7割
   が未成年だが、家族の状況を聞くと、親も依存に近い状態のことが少なくないそうだ。

 「今はスマホがあまりにどこで
 もいつでも使える。使用時間を
 減らそうとしても、なかなか難
 しい」と樋口名誉院長。子ども
 の場合は外遊びやアルバイトを
 すすめるが、大人の場合は難し
 いこともある。まずは実態把握。 
 スマホで「スクリーンタイム」
 という機能を使うと、1日に何
 時間画面を見ているかがわかり
                            減らしていく目安になる。

  具体的な対策としては、スマホを手の届く範囲に置かないことが重要だという。 別室に
   置き、寝る時も寝室に置かないことで、夜も朝もつい手にとってしまうのを防げる。
   また、昼休みにスマホを置いたまま散歩をするなど、1日の中で持たない時間を作るこ
   ともすすめる。 アプリの通知が鳴るたびに開いてしまうことも多いので、通知をオフ  
   にするのも効果的だという。

  依存症としての受診の目安はあるのだろうか。 樋口名誉院長によると、1日何時間以上
   という目安はないが、長く使って日常生活に支障を来してきた時は、受診をすすめる。
   具体的には、眠れない、朝起きられない、仕事や育児、家事のパフォーマンスが低下す
   る‥‥などだ。 同センターはホームページで、「インターネット依存・ゲーム障害治
   療施設リスト」を公開。 全国の医療機関を紹介している。
   同センターでは、キャンプや入院で強制的に「デジタル断ち」をする試みもしている。
   最初の数日はそわそわしたりイライラしたりしても、数日であさまることが多い。
   「依存症まで至っていなくても、何日か強制的に離れるのは効果的だと思います」

  樋口名誉院長は、単にデジタル機器を遠ざけるだけでなく、根本のストレスに向き合わな
   いと解決しないとも指摘している。 「見かけはスマホゲームやSNS依存でも、背景
   に対人関係などが隠れているものです」。 こうした背景まであわせてみてくれる医療
   機関や公的機関に相談することを一番にすすめているそうです。