農業じゆう人

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愛犬のしっぽ振り

2022年11月30日 12時37分08秒 | 雑学
  「家族の一員」として定着してきたペットの犬。 何を思っているの、どうすれば病気に
   なりにくいの。 飼い主の疑問はつきない。 こうした気持ちに応えるように、しっぽ
   の振る向きで感情を理解したり、運動と認知症の関係を調べたりと、各国で犬の研究が
   相次いでいるそうだ。 ペットとの生活が高齢者の健康に良い影響を与えるといったデ
   ータもある。

  心を開いた人にはしっぽを右方向に片寄らせて振る‥‥。 そんな研究結果を、中国科
   学院の研究チームが今夏発表した。
 「ディープラーニング(深層学習)」系の人工知能
 を用いて、ビーグル犬約10匹のしっぽの揺れ方
 を調査。振れ幅やスピードなど計2万1千回の動
 きを分析すると、同一人物でも対面初日に左寄り
 に振っていたしっぽが、3日目には右側に寄った
 ことが分かったという。 チームリーダーの"張永
 清氏"は脳の動きとの関連を指摘する。 犬の脳も
 人と同様に左右で役割が異なると考えられている。
 なじみのある人には前向きな感情を担う左脳が活
 性化し、しっぽを右向きに揺らして楽しさを表現。
 一方、見慣れない人に対しては緊張や恐怖を感じ
 右脳の影響で左に寄ると推論した。張氏は「こう
 した犬の研究は、医学や心理学の分野でも生かせ
 る」と語る。

  愛犬に中には、同じ場所を繰り返し回り、何度も食事を求めるなど、認知症の症状が
   現れるケースがある。 米ワシントン大の研究グループは約1万5千匹の犬を対象
   に、認知機能と運動などの関係を調べた。 
  飼い主に半年前と比べ「立ち往生する」「よく知っている人が分からない」といった
   犬の行動の頻度について質問。 その結果、年齢を重ねるのに伴い認知症になる確
   率が上昇し、運動量が少ない犬は活動的な犬よりも認知機能の低下割合が約6.4
   倍高かったという。

  一方、犬が飼い主に与える影響に関する研究も進んでいる。 日本の国立環境研究所
   は、介護を必要としない65~84歳の約1万1千人を対象に3年半にわたり調査。
   過去に一度も犬と暮らしたことがない高齢者の介護や死亡のリスクを1とした場合
   飼っている人は0.54と、半分程度と判明した。 日常的な散歩などの運動によ
   り、病気のリスクが下がっていると指摘している。
  そう言われれば、高齢者とみられる方々が子犬を連れて散歩している姿をよく見かけ
   ます。 家の中でジッとしているよりは外に出てワンちゃんと一緒に散歩するのは
   大変良いことだと思います。 無理をなさらない程度で日々行えばよりいいのでは
   ないでしょうか。 ただ、犬との散歩のマナーだけは守ってほしいですがネ。

   11月のウォーキング集計(30日)
      歩いた日 24日 歩かなかった日 6日 (雨・3日 その他・3日)