農業じゆう人

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鍛えて腰痛予防

2020年06月18日 12時42分18秒 | 健康
  昨日、クウシン菜の苗の植え付けに出かけたら、私共の菜園の先生でもある"Eさん夫妻"に
   ばったり会った。 ご主人には時々会うことがあるが、奥さんはしばらくぶり。
  "や~奥さんはしばらくぶり"と話を始めたら、昨年の夏、ふとした拍子に腰を痛めたそうだ。
  早足で歩けなくなり、階段を上がる時には痛みがはしったそうだ。 MRIやX線検査では
   とくに異常はみつからなく、痛み止めで急場をしのいだそうだ。 大変だったです・・と
   奥さん笑っていろいろと話してくれた。

  それから半年、歩く時の痛みはほぼ治まり、階段の上りも苦にならなくなったそうだ。
  ただ、まだ腰には少し違和感が感じるので、ぶり返さないために、腰回りを強くしたい。
  そのため今でも整形外科医に通い、効果的なトレーニングをしてるんだそうだ。
  もともと腰痛は大きく二つに分けられるそうだ。 画像で診断がつき、急ぎの手術などが
   必要になる「みえる腰痛」と、画像だけでは原因がわからない「みえない腰痛」の二つ。
  腰の痛みの8割以上は、この「みえない腰痛」に分類されるそうです。
  Eさんは「みえない」腰痛だったそうだ。
  とりあえず大事ではなかったと、一安心すると、「まずは、どこが痛いのか、なぜ痛いの
   かを知ることが大切です」と先生。 えっ、みえないんでしょ? 「画像ではわからな
   くても、腰の痛みがおきやすい場所は限られているョ」と言われた。

  たとえば関節には痛みを起こす可能性がある部位が三つあるという・・。
 一つ目は背骨のクッション役を
 する椎間板。 年をとると厚み
 がなくなってくる。 前かがみ
 になると痛みがでるときは、こ
 こがあやしい。 二つ目は背骨
 の後ろ側で背骨どうしをつなぐ
 椎間関節。 弱った椎間板の代
 わりに働きすぎると、体をそら
 したときに痛みがでる。 そし
 て三つ目は骨盤の中にある仙腸
 関節という関節です。 仙骨と
 腸骨をつなぎ、ほとんど動かな
 い関節だが、かみあわせが少し
 ずれても、階段の上がり下がり 
 のときなどに痛みをおこすこと
 がある。 男性よりも骨盤が大
 きい女性に多いそうだ。 どう
 やら奥さんの腰痛はこの3番目
 だったそうだ。
  どうかがわかれば、痛みのやわらげ方が決まる。 痛みのでる動作と逆の動きをする。
  椎間板なら腰をそらす、椎間関節では頭を起こして体をまるめる。 仙腸関節では、おじ
   ぎをしながら骨盤の傾きを変え、痛みのでない位置を探す動作をするといいそうだ。
  その上で欠かせないのが、体幹の奥にある筋肉を鍛えて腰痛を未然に防ぐことだそうだ。

  基本は、おなかを思い切りへこませて、おなかの奥の筋肉を固めるドローインと、四つん
   ばいになり片方の手と足を前後にのばすハンドニー。 ドローインはお尻の穴を同時に
   キュッと締めながら、ハンドニーは体の軸がぐらぐらしないように気をつけながら行う
   のがコツだそうです。  こうしたトレーニングは体幹の奥にある筋肉を目覚めさせ、
   その動かし方を思い出させるのが目的なんだそうです。

  鍛えるとおなかが六つに割れる一番外側の「腹直筋」と違い、体幹の奥の「腹横筋」は、
   もりもりと大きくなったりしない。 むしろトレーニングの大事なねらいは、背骨や
   内臓を包み込む「コルセット筋」のなかで、腹横筋が最初に動き出すようになること
   で、体の軸をぶれなくすること。 たとえば変速機付きの自転車は、最初は一番軽い
   ギアで走りはじめ、徐々に重いギアに切り替えていく。 腹横筋は、この一番軽いギ
   アの役割をしているのだという。

  体の機能のバランスを鍛える腰痛対策は、運動能力を高めるチャンスであるそうです。
  どこが衰えているかを見極めて、改善する運動をすれば、腰痛防止だけでなく、健康寿
   命をのばすことに通じるといわれています。 チャレンジしてみませんか・・。

  菜園での作業は、中腰やかがんだままなどがよくあり腰痛にはよく悩まされています。
  きょうはトマト・きゅうり・ナスなどへ、野鳥から守るためのネット張りだったので、
   腰への負担は少なくって助かりました。(実はこれ野鳥だけでなく人からも守るためです)
           
     少し赤っぽく見えるのがネットです       初採りのミニトマト  朝顔も初めて咲きました
  きょうは比較的楽でしたが、これまでの作業で疲れているせいか腰のハリはあります。
  私も教えてもらったように少しずつチャレンジしてみたいと思っています。