農業じゆう人

     健康を第一に無農薬で
          安心・安全・新鮮な野菜作りに励んでいます!

鷹の目と象の時間

2018年06月20日 12時56分43秒 | 世間
   やったネ! 日本代表! 日本もやる時はやるんだ!ってことを見せつけた。
   前評判では・・どちらかといえば劣勢な見方が多かったが、これでホッと一息・・?
   ではない。 初戦に勝っての「勝点3」は非常に大きい  今後も戦いやすくなるだろう
   しかし油断は禁物 次の試合も気を引き締めて戦ってほしいと思います。
   それにしても、今大会は各地域の予選も含め本番も番狂わせ的な試合がが多い感じがする。
   サッカーは世界各地域で盛んに行われていてレベルアップが進んでいることが証明された。 
   我が日本もこれで浮かれることなく引き締めて望んでいけば、いいところまでいくのでは?
   それには、視野を広く持って各地域の情勢をよくつかみ、対応することが大事のようだ。
   昨夜の試合は、そう思わせるような試合ぶりでした。 次もいい試合を期待したい。

   視野の広さを表す表現に、「鷹(たか)の目と蟻(あり)の目」という言葉がある。
   「鳥の目と虫の目」ともいわれることもある。蟻は目の前の細かいところはよく見えるが、   
    遠くは見えない。 それに対し、鷹は高いところから、広い範囲を見ることができる。
   蟻は迷路に入って悩むが、空から見ている鷹は出口が見える。

   若かりしころ、先輩から思いもよらない指摘を受けて、「なぜ、私メはそのような発想が
    できないのだろうか」と、悔しく思うことが多々あった記憶がある。
    経験や失敗を人より多く訓練を積んでみて、鷹も目を身につけることができる・・。
   もう一つ、時間的な長さによる視野の違いもある。 目の前の課題に集中しすぎていると、
    大きな流れがわからなくなる。 長い時間で物事を考える、すなわち過去にさかのぼる
    ことと・・未来を想像することが必要なことだ。

   ところで、これを例えるとよい表現がない。
    長生きの代表は「鶴や亀」で、短い代表は「カゲロウ」だが・・昔誰かが言っていた
    著名な本の題名を借りて「象の時間と鼠の時間」と表現していた。

   人の心臓は、1秒に1回打つ。象は3秒に1回で、ハツカネズミは0.1秒に1回。
   象と鼠とでは30倍も違うってこと。 ところが不思議なことに、一生に打つ鼓動の数は
    ほぼ同じなんだという。 象の寿命は70年、鼠は2~3年。
   心拍を「生活時間の1単位」とすると、同じだけの生活時間を生きている。
   早く駆け抜けるか、ゆっくりと生きるかの違いです。
   
   たぶん、鼠は象に比べると、素早い動きはよく見えるが、長期的視点は持っていないのでは
    ないだろうか? もっとも、鼠自身は、象との比較は分からないだろうが・・ネ。

   目の前のことをしっかり見つつ、長い時間の中で考える。 そんな訓練も必要なようです。
    象の時間を忘れない鼠でありたいものだと思いました。

   簡単なことのように思えますが、半ボケの私メには考えるべきことだと思っています。