農業じゆう人

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          安心・安全・新鮮な野菜作りに励んでいます!

田んぼのカエル

2018年06月12日 12時38分22秒 | 地域
   きょうは世界中が注目している「米朝首脳会議」がシンガポールで行われました。
    (トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による史上初の会談です)
   会談の内容などについてはテレビ・ラジオ・新聞などマスコミを通して中継や
    発表されていますので是非ご覧ください。
   我が日本も近隣の国なので「核や拉致問題」などがあるので注目しています。
      
   今朝は3日ぶりにウォーキングをした後は、菜園の作業は雨の影響で出来ないので
    家での「玉ネギ」の吊るしやアサガオ棚をつくる作業を済ませました。
        
   玉ネギを乾燥させるためこうして軒下に吊るします    アサガオ棚に組み立て

   今朝も、田んぼの傍の道を歩いていたら、ケロケロとカエルの鳴き声が・・
   そういえば、田んぼのカエルって不思議だと思いませんか・・?
             
       田んぼにいる普通のカエル      鳴き声が凄いウシサマガエル
   田んぼに水が入ると、突然その晩から大合唱がはじまります。
   では、カエルたちはそれまでは、どこで何をして過ごしていたんだろう。
    ■ 乾いた田の横で、ジッと身を潜めて田んぼに水が入るのを待っていたのか
    ■ それとも水が入ったその日にオタマジャクシからカエルになったのか
    ■ それなら前日までオタマジャクシはどこに住んでいたのか
    ■ カエルになった瞬間から求愛の声を上げるのか  
   などなど、いくつもの疑問が湧いて眠れなくなる・・は大袈裟ですが 不思議
   カエルの合唱そのものには慣れているので、それで眠れないということはない

   東京から遊びに来た友人が、夜の田舎道を歩いてビックリしたという。
    “田舎の人は、こんな音の中でよく眠れるものですね~”と
    (今は殆んど聞かなくなりましたが、以前は今の住まいの傍でもありました)
    (普通のカエルだけでなく、ウシガエルのグーグーという声も聞こえました)

   そんな昔の言葉を思い浮かべながら、朝のウォーキングを楽しんでいると・・
    ふと気付くことがある。 それは私共がここに住み始めたころから較べると
    徐々にではあるが田んぼの面積が減ってきている。 (畑も同様です)

   農家の人に聞けば、減反政策でやむなく我慢しているのではなく、高齢化と
    農業に従事する人(後継者も含む)が、いなくなり作業ができなくなったため
    止むを得ず放置されている田畑が、ずいぶん増えているという。
   これは全国どこへ行っても事情は同じじゃない! ここだってそのうちにこの
    半分はなくなるんじゃない?と、目の前に広がる田を指しながら農家の人は
    結構いらっしゃいま。す

   そもそも農業の担い手がいないのだから放置された田は自然に畑に変わるわけ
    ではないので、当然そのまま荒廃農地となっていく。
   もったいないことだが、農地を他の目的に利用したり売買することは昔と同じ
    ように厳しく制限されているので、それらの農地は活用されないいまま永遠
    に残ってしまうわけです。

   そのうちに、この時期になってもカエルの合唱が聞こえない日が来るのでは
    ないでしょうか。
   6月に入り、田んぼに水が入り田植えが始まり、同時にカエルの合唱が聞こえ
    なくなったら・・田舎の人は眠れないに違いない。  寂しいことですな~