農業じゆう人

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スポーツの秋・脱水症に注意

2015年09月22日 12時45分30秒 | 健康
  最近は「雨と涼しさ」が一気にやってきた! それに伴い、あっというの間に秋めきた感じだ
  そのせいか中高年の皆さんを中心にスポーツに取り組む人がおおくなってきたようです。 
  だが、まだまだ時折暑い日も顔を出す時期、汗をかいたら水分摂取を忘れないようにしたいもの
  脱水症になると体温をうまく下げられず、熱中症になりやすくなります。
  水分はどのタイミングで、何を飲むといいのか? 水分量や体温を一定に保つためには? など
  意外に分かっているようで結構難しいものでもありますでしょ? いかがですか~

   「水」は私たちの体を維持するのに欠かせないものです。
    男性は体重の約60%、女性は約50%を占めるといわれています。
     (体重60㌔㌘の男性なら、36㍑の水を含んでいるわけです)
    体重の約2%の水が失われると脱水症になる。 60㌔㌘の男性なら1.2㍑を失うと危険ライン
     最初は、喉の渇きを感じ、脱水が進むと、全身のだるさや頭痛・嘔吐・めまいなどが起こるそうだ

    暑いところで体を動かした時の汗の量は、1時間に500~600㍉㍑とされるそうだ
     従って、2時間動けば、脱水症になってもおかしくないほどの汗が出るってことです
    脱水症になると汗が止まり、体の熱を逃せなくなって熱中症になりやすくなるそうですョ
    では、どう水分を取ればいいのか?
     ポイントは、汗のかき方やかいた時間の長さで、適した飲み物が違うっていうこと
     汗は、皮膚の汗腺で血液から作られる・・血液中の塩分はいったん汗腺へしみ出るが、
     汗をじわっとかき始めた段階では大部分が回収されるため、失われるのは、ほぼ水のみ
     この時点なら、水や麦茶で水分だげを補給すればよいわけ
    ところが、1時間以上にわたり汗をかき続けたとか、激しい運動で大量の汗をかいた場合は、
     塩分の回収機能が追いつかず、汗にもれ出てしまいます
     体内では水分だけでなく、塩分も不足するので水を飲むだけでは不十分になります。
      (スポーツ飲料などで塩分も一緒に取った方がいい!とは、このことからです)
     水分は、喉が渇きを感じる前から少しずつとることが非常に大切になってきます
      (急激に汗をかくと、喉が渇いてから水分を取っても、必要量の3割程度しか補えないそうです)
    また‘汗をかいた後のビールが楽しみ’と飲料を我慢する人がいるが・・これ危険です
     ご存知の通り、ビールは利尿作用が強く1㍑飲むと1.5㍑の尿が出るといわれています
     水分補給どころか脱水が進みます。脱水状態での飲酒は、悪酔いや二日酔いしやすくなり
     脳卒中などのリスクが高まる!といわれています。
     ビールが飲みたければ、飲む前の水分摂取をお忘れなく!  また緑茶やコーヒーなど、
     カフェインを含む飲み物も利尿作用があるので、汗で失われた水分補給には向いていない


   そもそも脱水症になると、どんな問題が起こるのか・・? 
    失われるのは「水と塩分」 この2つは体内で非常に精密に制御されているそうだ
    体を作る細胞が生きるためには、浸かっている体液の塩分濃度が、正確には
    0.9%でなくてはダメなんだそうです。  これ高くても低くてもダメなんですって
    大量の汗で水と塩分が急速に失われると、制御できなくなってしまうことがある・・
    それが脱水症の本態なんだそうですョ!
     もちろん体には0.9%を維持するための仕組みが備わっているんだそうです
     一番・関わっているのが「腎臓」・・ご存知のように、腎臓は尿を作る臓器です
     汗をかけば尿量を減らし、大量の水分を取れば尿量を増やすなどなど
     尿量を変えて、体液の塩分濃度を一定に保つように働いているわけです・・ハイ

    現代は‘脱水症が怖いなら、空調完備の室内にこもる方が安心’という人がいるかも知れない?
    だが、これ本末転倒。 汗は蒸発しながら体の熱を逃がし、体温の上昇を抑える作用がる
    熱中症を防ぐには、汗をキチンとかくことも非常に重要で欠かせないことです。

     普段から運動する人に比べ、しない人は、汗をかく力が3割程度低いそうです
     汗をかく力が弱いと、熱がこもりやすく熱中症になりやすいそうですよ!
     意識して汗を出し、体温を一定に保つ力をつける必要があります・・どうですか!

     運動の他、入浴時は湯船に浸かり汗をかきましょう・・そしてしっかり水分補給を
     「汗」と「水」を味方につけ、これからの残暑を乗り切りましょう! (もうないかな?)