農業じゆう人

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雲を見てみませんか

2015年09月16日 13時15分20秒 | 地域
  早くも9月中旬 残暑?なんてどこへやら、すっかり「秋」になっちゃたようです
  私共も朝恒例の“ウォーキング”の途中で空を見上げると秋だな~とヒシヒシと感じます
  特に「雲」は顕著に変わってきたように思えます
  昨今、農道を歩いているとき・・‘ボ~っと’雲を見つめていたらいろいろなことにきづいた
   一見止まっているように見える雲も、実は常に形を変えながら動いていること、
   綿雲などの積雲から鳥の羽のように軽やかな巻雲まで、雲はいろいろな種類がること等々だ
   
   以前には珍しい動きをする「雲」を見たことがある
   それは、頭上にもこもこした積雲とずっと上空にある巻雲などが、時に全く逆の方向へ
    動いていることに気付いたことがある・・あれ~なんだこりゃ・・とです
   雲は風に流され、上空を吹く風は高さによって方向が異なる。
   さらに風は季節によって変る。別の言い方をすれば、風が季節を運んでくるわけですよネ

  “夏と秋と行きかふ空の通ひ路は かたへすずしき風やふくらむ” 凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)
   千年以上昔、躬恒は2つの雲の流れの違いから、やって来る秋のサインを受けとり歌を残したそうだ  
  
    暑い盛りに空を見上げると、夏の雲と秋の雲が互いに逆の方向から流れて来て行き違い
     すれ違って行く・・。  この状況、運が良ければ見られます!   私が偶然見たように
    きっとあの雲の片側では涼しい秋の風が吹いているいるんだろうな~ なんてネ
    ‘かたへ’とは片側のこと、この「かたへ」から、躬恒が空という空間を水平に区切って
     上層と下層として捉えていたことが分かった!と聞かされ驚きました。 
    夏の積雲が太平洋側から日本海へ流れ、一方、ずっと上空には秋になると良く見られる
    巻雲が、夏の雲とは逆に日本海側から太平洋へと流れていくんだそうだ・・!!
    まさか巻雲が氷の粒でできていることを知っていたハズはないだろうけれども・・
    暑い最中に巻雲を見て、秋の涼しさを感じた躬恒の感性敬意を表したたいと思う
  
    これからの季節は、雲が美しい時季・・ゆったりと雲を見つめてみたいな~!
     快晴の朝の“ウォーキング”での雲を眺め、調べてみてそう感じさせられました !
       
              (この写真は きのうの青空と雲です)
     今朝は曇り空で、昨日のようなきれいな空からの美しい雲は見られませんでした!
     この時季の早朝ウォーキングは晴れ渡った青空に浮かぶ雲を見るのも楽しみの一つ
     どんよりは少々残念な気でもあります。

    ただきょうは、曇っていても“土作り(耕し)”の作業があります
    昨日、片付けの済んだ場所の耕しです。今年の夏も十分に楽しまさせてもらいましたからネ
    ご苦労さんでした!という気持ちで耕し空気を入れて休んでもらうために・・です。
          
         労をねぎらっての耕しです           カミサンは土寄せ作業
          
        先日植えたものも土寄せしました           籾殻集め中 

     耕しの合間に、今夜からの雨に備えて?カミサンは先般植えた各種苗への土寄せ作業 
     耕しが終った後は、向かいの畑に廃棄処分のため置いてあった「籾殻」をいただきに・・
     昨日この畑の地主さんに今年もお願いして・・了解を得ておいたものです。
      昔は畑で籾殻も燃やして「燻炭」にして使ったそうですが、今は畑や田んぼ燃やすことは禁止
       従って、お願いすると“好きなだけ持っていきな!”という状態です      
       私共は別途「稲わら」もちょうだいできるようにしています

     きょうはここまで予定通り済ませましたので・・いつ雨降っても大丈夫で~す