メインのオリンパスシステムの音質が徐々にアップして来ている。5月から8月初旬までかかった「ケーブルのグレードアップ」(ラインケーブル・電源ケーブル)が完了して約2週間経った。繋いで直ぐに判る効果も有るが、「機器が徐々に活性化」してからの効果の方が大きい。
ケーブル交換が終わって約2週間で徐々にその片鱗が見え始めて来た。特に感じるのは「音の厚み」が更に増してきている。それに加え奥行きや前面への音の張り出し方のスケール感が大きくなっている。おかげで「狭い部屋に押し込んだ」状態でも演奏の「ステージ」が見え始めて来た。狭い部屋でも苦にしなくて良くなって来ている。
低域の伸びも更に良くなってきている。従来の状態ではボリューム9時の方向で「部屋が共振」してハウリングを起こしていたが、同じボリューム位置でも、更に下の帯域の低音が出始めている。それで尚且つ「部屋の共振」が無くなって来ている。但し、床面の強度の重要性は「音の弾み方」になって表れる。現状では「床面の強度不足」で、以前の事務所で鳴らしていた時の「軽く弾む」様な鳴り方は出来ない様だ。ここはやはり「床面」を強化するしか手はない。
ケーブルも「最後の1セット」に取り掛かる事にした。XLRケーブル(1.5m仕様)。DATのOUTPUTラインのみ現在格下のケーブルになっている。この部分を同じグレードに揃えれば今後ケーブルを作る必要はなくなるだろう。(但し、更なる高見を目指す為SPケーブルは実験を予定している)