Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

機器の潜在性能を引き出すには・・・

2017年02月25日 | ピュアオーディオ
電源ケーブルやラインケーブル・SPケーブルは、本当に高性能になると「下流の機器の潜在能力」を引き出してくれる。但し、「活性化させる為の時間」は必要。その時間は累計2000Hrを見ておく必要が有る。

ソース機器(CDP等)やアンプ類の潜在能力を引き出すには、電源をどう安定させるか?と云う事と、電源ケーブルを良いケーブルに交換する事であるが、その前にやらなければならない事が有る。



ソース機器やアンプ類には安全のために「ヒューズ」が使ってあるが、メーカー純正では¥50円の「ガラス管」ヒューズが平然と使われている。10万円のアンプでも200万円のアンプでもほとんど変わらない。このヒューズを高性能のモノ(オーディオグレードヒューズやFXヒューズ)に交換しておく必要が有る。これをする事で効果が初めて実感できる。



上の写真は、私が使っているアキュフェーズC-290のヒューズ交換後の写真。現在はこれをFXヒューズにグレードアップしている。



こちらはスチューダーA730の内部のヒューズ4本を交換した所。A730にはインレット部にもヒューズが使ってある。こちらにはFXヒューズを使っている。

ヒューズを交換したことでその機器の潜在能力を十分に引き出したサウンドとなった。音数の増加・エネルギー感の増加等音のヌケ・キレ・ノビが圧倒的に良くなって来た。但し、鳴らし込みの時間が500Hr以上必要です。それまでは「ふん詰まった音」に苦しめられました