Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

メインシステムはマルチアンプ方式、サブはネットワーク方式

2017年02月16日 | ピュアオーディオ
マルチアンプ方式は大掛かりで有るが「音質」はこの方式が最高だと思う。低域・中域・高域(+超高域)の3ウェイ&4ウェイ方式のマルチアンプにすると「音数」が全く違う。メインシステムにはマルチアンプ方式のSPドライブが最適だと思う。

大概の方は一度は挑戦して挫折している経験をお持ちだろう。このマルチアンプ方式でうまく鳴らす方法は「ケーブルを揃える事」がキーポイントだと思う。①電源ケーブルを全て同じものにする事 ②ラインケーブルも全て同じもので統一 ③SPケーブルも同じケーブルでそろえる事 だとたどり着いた。

マルチアンプを失敗した方は、大概ケーブル類の統一をしていなかったのではないか? アンプの「直出し電源ケーブル」方式で、電源ケーブルが全てアンプで変わっていたり、SPケーブルを低域・中域・高域で違う種類のモノを使っていたのではないだろうか? それこそ「寄せ集め」ケーブルでマルチアンプにトライしてはいけないと思う。

①電源ケーブル・・・機器の質感を揃える
②ラインケーブル・・・電送力を揃える
③SPケーブル・・・質感を揃える

という統一化をしないと、うまく繋がらない。ケーブル類を統一しないと音のバランスが上手く取れないのです。この場合、機器は同じである必要はない。ケーブルで音合わせをしてくれます。

大掛かりなメインシステムには簡易なサブシステムが欲しくなります。毎日沢山のSWを入れて聴くのも大変です。シンプルなネットワーク方式のサブシステムが安心感を与えてくれます。ネットワーク方式もチョークとコンデンサーを使ったネットワークが一般的ですが、個人的には「コンデンサー」1個のみで低域をカットした6db octで十分だと思っています。それよりも大切な事は「低域ユニット」をフルレンジで鳴らす事です。低域への接続は「ダイレクト」に接続し、中・高域は各々コンデンサー1個で低域をカットする方法です。LBL #4311やL-100はこの方式で作られています。#4311やL-100の音の良さは「低域をフルレンジ」で鳴らしている事だと思います。低域に一切の「抵抗」が入っていない状態で接続されています。