Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ソース機器の変遷

2017年02月23日 | ピュアオーディオ
45年前、オーディオを始めた頃(1972年)はソース機器としては、アナログプレーヤー(LP)・チューナー・カセットデッキ・オープンデッキぐらいでした。1982年にCDが販売されるようになり、CDPとDATが出て来ました。その後MDやらDVDやブルーレイ等々と果てはPCまで使って、色々な種類のソフトが出て来ました。

なんだか短期間で色々なソース機器が出て来ては消え、消えては生まれの繰り返しをしています。科学技術の進歩は日進月歩で加速度的に進んでいます。これから先も同じように変化を続けて行くでしょう。

しかし、オーディオユーザーとしては「ソース機器」が安定してくれなくては「熱」の入れようが有りませんね。LPの時代は約40年続きましたが、CDの時代は既に40年来ています。SACDやハイレゾと云ったソース機器は「普及」する前に消えて行くのでしょうか?

未だにアナログLPをメインソースにしている方が多い。それも理解できる。アナログLP時代のソフトはアナログでしか再現できないモノであり、その懐の深さも有る。現在は「利便性」を優先してCDやSACDのパッケージソフトを使っている方が主流になっているが、それもPCとHDDのソースに変わろうとしている。

未だ、「これだ!!」というソフトが無いと云うべきか?決定力不足の様な感じである。枝葉ばかり茂って、主幹が育っていない様に感じるのは私だけであろうか? 演奏家・録音技術者・ソフトの販売者・リスナーが集まって、一度大きな議論をすべきではないだろうか?