Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

お金持ちだけがオーディオマニアではない

2017年02月05日 | ピュアオーディオ
広々とした大きな部屋で、大きなスピーカーや超高級品のアンプ類がズラリと並んでいるのを雑誌で見かける。お金持ちだけの為のオーディオみたいな感じで雑誌で取り上げられている。だからと言って「良い音」で鳴っているとは限らない。「絵」にはなるけどサウンドは投資効果に見合ったサウンドなのか疑わしい部分が多々ある。

そんな写真を私なりに見てみると、①SPのセッティングに気が配られていない ②ケーブル類が貧弱 ③メーカーオリジナルのままで使われている・・・と云う様な共通点が有る。

SPにしろアンプにしろ「メーカー製オリジナル」で100%はない。本当のオーディオマニアは「音に拘り」を持っているはずだと思う。だから、SPにしろアンプ類にしろ、ケーブル類まで気を使って「自分の音を探求」している。

お金持ちが高価な機器をずらりと並べてオツにいっているのも判らないではない。ただ「オーディオマニア」と云うより「コレクター」だと思う。

私は、「部屋に合ったSPを自分の好みのサウンドに仕上げて楽しんでいる方」をオーディオマニアと思っている。その為にはいろいろな処に手を入れて、目指すサウンドを追求する姿こそが「オーディオマニア」だと思う。20㎝口径のSPユニットを使ったシステムでさえ、立派なオーディオマニアになれると思う。