Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

JBL#4343を使っていた時の最大懸案事項

2016年09月06日 | ピュアオーディオ
JBL#4343を使っていた時の最大の懸案事項は「ノイズ」でした。夜中に聴く事が多かったので、どうしても小音量になります。一定の僅かな「ノイズ」でも大音量なら気にならないかも知れませんが、小音量では「ノイズ」は非常に気になる存在です。サラリーマン時代はこの小さなノイズに悩まされ続けました。

現在ではその原因も分かり、対策もしていますので聴感上は全くノイズは有りません。その原因は、
①アンプ類の「直出し電源ケーブル」がノイズを拾っていた事
②フォノケーブルの作りが原理的に不具合で、シールドケーブル(メッシュ線)のアースを取って無かった事
の2点でした。

当時使っていたプリアンプのC29やM-60等のアンプの電源ケーブルがノイズを拾っていました。後日、電源ケーブルを自作品を使える様にインレット化して確認しましたら、ノイズは完全になくなっていました。

フォノケーブルは市販品にはひどい作りのものが有ります。シールド線を使っていないモノも有りますが、シールド線を使っていてもそのシールド線のアースを取っていない為に「ノイズ」をわざわざ拾わせているモノも有ります。この辺は実際にアースの取り方やケーブルの構造を試作し試聴をして確認をしました。

ケーブル類を自作する様になってから、メーカー製のケーブル類に大いに疑問を持ち始めました。もっと早くケーブルの重要性に気付くべきだったと反省しています。