Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

プリアンプにシステムの縮図を見る思い

2014年09月15日 | ピュアオーディオ
昨年は管球プリアンプを「SuperTrail仕様」に改造する事で、悪戦苦闘していました。実際にやっている事は、内部配線、半田の総入れ替えとプラグ・ソケット類を高級品への換装がメインです。

その内部配線の交換作業の中で気付いた事が有ります。それは、「使わない部分」の配線も交換してやらないと「目標の音」にならない点です。例えばテープイン・アウトの配線等、テープデッキを持っていないので使わないので、当然切り替えSWさえ使いません。しかし内部で繋がっているのです。全ての配線を交換しないと本当の交換の意味が出てこないのです。

これはオーディオシステム全体の事にも繋がる事が有ります。使わないところの配線が影響して音質低下を招いている場合が有ります。なかなかこの現象は見つけ難いので、個人的にはバカヨケの為「全てのケーブル類」を同じグレードに統一しています。システムの中でグレードの違うケーブルを使っていると、意識できない状態で(理解の外で)音質低下している場合が出てきます。

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