Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

密閉型の自作SPは作らない

2014年09月03日 | ピュアオーディオ

SPの自作もしていますが、「密閉型」は作らない様にしています。密閉型はARのアコースティックサスペンション方式で有名で、「小さな箱で重低音を出す」様になっています。

「密閉型」のSPはコーン紙に負担が掛る事と、「音こもり」がし易いのが難点だと思っています。スカッと抜けた低音が欲しいのであえて避けています。

「密閉型」のSPでバランスの良いSPを作るには、有る程度振動解析が出来るメーカーでないと上手く作れるはずが有りません。自作で作る場合はそんな装置もない状態で作る訳ですのでバスレフ型の方が無難に良い音に作れます。

先日、常連のお客さんとお話していたら、JBL#4425MKⅡからYAMAHA 1000Mに交換されたのだそうです。高域は良く出る様になったそうですが、低域の迫力が足りなくなってしまったそうです。個人的に「質感」はどうですか?と質問したら、「ホーン型」の質感の方がリアリティが有った様だと云う事でした。またJBLのホーン型SPに戻られるのかな?と思います。