Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

RCA箱システムのパワーアンプ 交換

2009年08月28日 | ピュアオーディオ

Rca_system1 RCA箱システムのパワーアンプをMC2600にして、この1ヶ月づっと聴いていましたが「欲求不満」が溜まっていましたので、パワーアンプをTrail仕様 6L6ppステレオアンプに交換しました。
Mc2600

MC2600で気になっていたのが
1)音のヌケ・キレが今一。
2)音の輪郭がぼやけている。
3)聴いていて心が弾まない。
6l6pp

これをTrail仕様 6L6ppアンプに交換しますとほぼ解消されます。音数の増加、ヌケ・キレの大幅な改善、高域の張り出し、余韻の増大、SN比の大幅改善・・・。

これでこのシステムの不満点が大幅に改善されました。心地好さが戻って来ました。

MC2600も良いアンプですがプラグ類の質が悪いのでどうしても「音がくすむ・ナロー・ボケる」方向に行きます。その大きな原因が「真鍮製」のSP端子です。しっかりと固定は出来るのですが「真鍮」の材質そのものに原因が有ります。

それともう一つ、マッキンは117V仕様で作ってありますので、日本で使う場合は117Vへステップアップトランスを使って電圧を上げてやらないといけません。100Vでは音数や音のキレ・ヌケ等の不満が出てきます。

これに対して6L6ppのTrail仕様アンプはXLRソケット、SP端子にフルテックの最高級ロジウム仕様を使っています。SP端子だけで¥17000円かかっています。球は6L6のメタル管ですので最高に良い音質の管では有りません。WE350BやSTCの6L6Gを使えばまだ数段音質が上がります。一聴すれば判るぐらいの変化をします。

モニタールームで1日中音楽を鳴らす用途で使いますのでこのメタル管の音質でも十分納得でします。長寿命で安価なのがうれしい所です。


毎日、毎日・・・

2009年08月28日 | ピュアオーディオ

毎日、毎日ステレオの音楽を聴き続けています。聴くソースは毎日変わる訳ではないけれど、とにかく「聴く時間」が長いのです。

午前中は10時前から12時まで(2時間)。昼食の為中断して13時から夕方18時半まで(5,5時間)、夜は22時から0時半まで(2.5時間)。合計すると1日10時間位になります。こんな生活がもう5年以上続いています。

試聴する「仕事」が入らなければ「機器のお守り」で順番にかけていきます。気に入ったCDが有りますと1ヶ月くらい毎日聞き続けます。CD丸ごと丸暗記します。曲を記憶に焼き付けておきます。何度も繰り返して聴きますと、装置が変わると「どこが違うのか?」が直ぐに判ります。

出ているサウンドの質がちょっと下がるとてき面「聴きたくない病」にかかります。これが困った物で、大枚はたいて買った機器やパーツが残念なサウンドの時は「ごみ」に見えます。

すべてのシステムのグレードが最高のシステムと同等と言う訳には行きませんので、聴く時には「割り切り」も必要です。望んでも出ない「音質」も有ります。

結果的に事務所の場合、オリンパスかRCA箱システムを聴く回数が増えます。この時期熱の発生は避けたがるのでオリンパスのシステムがお休みする回数が増えています。・・・と言うか次はRCA箱システムの「グレードアップ」ですので、どこに何を持ってくるかを聴きながら考えています。CDP・プリアンプ・パワーアンプ・SPユニットも検討中です。

土曜日にはオリンパスの低域用のウーハー、LE15AのSN#1000番台のユニットが入ってきます。入荷する状態は「エッジなし」の状態ですので直ぐにエッジの張替えに出します。音出しは9月に入ってからになると思います。そうなると現在使用中のLE15AをRCA箱に移植してサウンドを確認してみたいと思います。

伏線ではいろいろやっていますがまだお披露目出来る様なところまで行っていませんのでご容赦ください。

修理不能で帰ってきたSD-9200!!2台とも手を入れてくれたのか?直っています。読み取り不良でピックアップの部分に問題が有ると思っていましたので、不具合をチェックしてくれた時に「手を入れた」可能性が高いです。今まで使えなかった機器が「正常」に使えるのですから。
修理担当者さんに感謝です。