Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

RCA箱システムのウーハーパラレル化その後

2009年08月22日 | ピュアオーディオ

この頃、一番聴くのは「RCA箱システム」です。ウーハーのパラレル化でLE8Tを追加してから低域の充実が著しく、聴いていて非常に心地よいのです。
Rcabox2

CDPにはSD-9500ですのでちょっと物足りないのですが、その物足りなさを「SPユニットのパラレル化」で補っています。送り出し側の非力さを出す側のSPの充実で補完しているのです。

元々の低域がD130×2発(左右で4発)ですので量感に不足は有りません。以前は座っている椅子まで波動がビシバシ来ていましたが、LE8Tを追加した事で音数が増え、圧抜きをしてくれますので「波動」はほとんど感じなくなりました。これは#375とハイルドライバーの組み合わせの効果と同じです。
Rcabox1

現在はSP間に音がびっしり詰まっていてセンターにSPが有るかのような低位の良さです。今日はショルティ指揮のマーラーの6番を聴いています。音が軽く弾んで圧倒的な音数ですので実に心地よいです。中高音はオリンパスや707Jと変わらないユニット配置ですので申し分ありません。特に375+HL90の組み合わせはJBL最強の中音だと思います。

このシステムも来月にはまた色々と実験を重ねます。LE15Aをもう1セット入手する手配が済んでいますので、現在オリンパスで使っているLE15AをRCA箱システムに導入してLE15A+D130+LE8Tのウーハーの組み合わせのサウンドを体験したいと考えています。その頃にはEMT#981も修理を終えて帰ってきますのでCDPの充実もまた「音質アップ」に貢献してくれることでしょう。