Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

この頃よく聴くSP

2009年08月04日 | ピュアオーディオ

Rcabox2 最近は「RCA箱システム」をよく聴きます。
その理由として

一つには「リクライニングチェア」の導入が有ります。以前は聴きたくても「オフィイスチェア」では1時間が限界でした。「聴く姿勢」と言う「体力的」な環境も非常に大事です。

二つ目は「SPシステムは大掛かりであるがドライブ機器がシンプル」で機器のSWが3個で済むのです。CDPはSD-9500、ライントランス ST-5、プリ、パワーアンプの非常にシンプルな構成です。オリンパスシステムでは7個のSWを入れなければならない事と熱量の多さから、この時期は最悪の季節なのです。

三つ目は「ウーハーのパラレル化」の確認と表現力の豊かさです。
ウーハーの「パラレル化」は自宅でもやっていますが非常に有効です。お手持ちのSPで眠っているSPをウーハーとパラレルで繋いで音だしすると興味あるサウンドとなる事でしょう。

ツィーターやスコーカーは大きさの点から「定位」を合わせ易いですが、ウーハーは指向性が強く且つ置き場所も非常に「定位」に効いて来ます。色々と工夫をして見るのも愉しいものです。
頭の中だけで考えるのではなく「実践」して見ると「新発見」が有り楽しくなります。

SP-LE8TをD130×2発/chと組み合わせるとなかなか相性が抜群なのです。お互いの足りない所を補い合うサウンドとなり、密度が高くバランスの良い低音となります。

JAZZもクラシックもイージーリスンングもヴォーカルも何でもこなしてくれます。以前は「オリンパスシステム」を聴いてからすぐに聴くと「格落ち」の感じがしていましたが、今では「互角」かそれ以上の可能性を感じます。後はCDPとプリアンプのグレードを合わせればJBL3大ホーンシステムで1番のメイン機になると思います。

LE8Tを組み合わせてから端的に良くなったのは「ヴォーカルの定位と口の大きさ」です。#375+HL90の組み合わせではどうしても「ヴォーカルの口の大きさ」が大きかったのです。それが随分と小さくなりピンポイント化してきています。


今後のグレードアップポイント

2009年08月04日 | ピュアオーディオ

現在メインのJBL3大ホーンシステムのサウンドに満足はしているのですが、まだまだ「グレードアップ」の熱が冷めません。と言うのもまだ気にかかるポイントがそれぞれ有るからです。

まず最初は「オリンパスシステム」。
今システムで気にかかるのは低音のLE15Aの反応の鈍さ。他のシステムではD130を使っていますので「スピード感」がまるで違います。かと言ってこのシステムにもD130を使う気にはなりません。ここは150-4Cを考えています。優先順位がやや低いので「そのうち・・・」と考えています。

次に「自宅システム」。
先日ライントランスST-X-2を導入して大幅に「音質改善」しましたが、CDPにスチューダーのD732を使っているのでここはやはりD730かD731にしたいところ。現在でもAD(マイクロBL-101L+SME3012R+SPU-GE・・・C290+AD-2810のライン)よりはるかに上のサウンドを出しています。中級クラスのADPでは太刀打ちできないレベルですが、更なる上を目指したいと考えています。この707Jシステムは2面性を持っていて、小音量時でも反応の良さと質感で20cmクラスのSPシステムを寄せ付けません。大音量時はウーハーの鳴りが一変して「波動」と「弾む」サウンドを出してきます。CDPのグレードアップは第一優先に考えています。何故なら今使用しているD732をRCA箱システムに出せるから・・・。

最後にRCA箱システム。
このシステムが一番最後に組み上がった関係から、機器の充足が一番後れています。ケーブル類とSPターミナル関係は終了していて、パワーアンプも確保しています。残るはCDPとプリアンプのグレードアップです。急ぎたいのはCDP。D732かA727のいずれかかEMTの#981になると思います。EMTの981をそろそろ修理に出そうと考えています。

アンプやSP、ケーブルが揃いますと最後は入り口のソースの実力が効いて来ます。プリアンプはWE310A Trail仕様にしていますので、マッキンの復刻C-22ではこの310Aプリアンプには歯が立ちません。